東日本大震災

2017年5月アーカイブ

感性育む福島の自然 復興...県民に元気を

古里の子どもたちにエールを送る本多氏
 絶滅危惧種に指定されている国の天然記念物アマミトゲネズミの細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、精子や卵子への成長に成功した宮崎大研究チームのリーダー本多新研究員は26日、福島民報社のインタビューに応じた。「福島の自然の中、感性を磨き、興味...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新人黒田氏 立候補へ 広野町長選

 12月8日の任期満了に伴い行われる広野町長選に、元副町長で農業の新人黒田耕喜氏(64)が立候補する意思を固めた。28日に記者会見し、正式表明する。  黒田氏は福島民報社の取材に対し「広野町の現状をしっかりと受け止め、町民目線の政治をしていきたい」と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産品「不安ない」「不安薄らぐ」9割 JA福島中央会 首都圏調査

 JA福島中央会が首都圏の消費者を対象に平成28年に実施した県産食品に関する意識調査で、「震災当初から不安はない」「時間の経過で不安が薄らいだ」との回答は合わせて約9割を占めた。その一方で、実際に購入するかどうかについては「品目によっては買わない」と...[記事全文

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自己評価「及第点」 吉野復興相

就任1カ月の成果などを語る吉野氏
 吉野正芳復興相(衆院本県5区)は26日の閣議後の記者会見で、就任1カ月の自己評価について「及第点」と述べた。  就任後、東日本大震災で被災した福島、宮城、岩手3県を頻繁に訪れ、各地の課題を把握したことを成果に挙げた。その上で、「各地域で復興の進捗(...[記事全文

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風味向上図り新研究 県が3年計画 県産酒

 県は今年度、全国新酒鑑評会で金賞受賞数5年連続日本一に輝いた県産酒の風味をさらに高め、一層の品質向上を目指す研究に着手する。オフフレーバーと呼ばれ、どの日本酒でも発生する異質な香りを抑える醸造法を3年かけて確立する。成果を県内の蔵元に伝え、他県産と...[記事全文

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早大 広野に研究機関 浜通りの復興支援 開所記念しシンポジウム

開所式であいさつする遠藤町長
 早稲田大が広野町に設置する研究機関「ふくしま広野未来創造リサーチセンター」の開所式と記念シンポジウムは25日、町公民館で行われた。  リサーチセンターは同大環境総合研究センターが学外に設置する研究機関。北九州市、岩手県釜石市、中国・大連市に次いで4...[記事全文

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6月30日初公判 原発事故で強制起訴の東電元会長ら

 東京地裁(永渕健一裁判長)は24日、津波対策を怠り東京電力福島第一原発事故を防げなかったとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(77)ら東電旧経営陣3人の初公判を6月30日午前10時から開くと発表した。  地裁が24日、期日を指定し...[記事全文

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震災後初、薄磯で海開き いわき市内3カ所遊泳可能に

 いわき市は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて薄磯海水浴場の海開きを行う。昨年に引き続き四倉、勿来両海水浴場も開設し、市内3カ所で遊泳可能となる。  24日に市海水浴安全対策会議を開いて決めた。3海水浴場の開設期間は7月15日から8月15...[記事全文

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菌床シイタケ 郡山に栽培新拠点 全農県本部が年度内稼働へ

 全農県本部は菌床シイタケ生産の復興に向け、郡山市日和田町に菌床を作る施設や空調付き栽培ハウス、人材育成の研修施設などを含む「菌床しいたけイノベーションセンター」を新たに整備する。総事業費は約4億7千万円で8月に着工し、今年度内の完成と稼働を目指す。...[記事全文

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30日、富岡へ移転 復興局帰還環境整備センター

 復興庁福島復興局の帰還環境整備センターは30日、川内村役場から富岡町役場に移転する。復興庁が23日、発表した。  浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区、富岡町の4町村の居住制限区域と避難指示解除準備区域が今春解除されたことを受けた対応。解除地域の生活環...[記事全文

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年度内に再調査 福島第一原発2号機

 東京電力は平成29年度内に、福島第一原発2号機内を再調査する。今年1月の調査に比べより長いカメラ付きパイプを挿入し、事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)があるとみられる格納容器の底部を詳しく調べる。  22日に開かれた原子力規制委員会の廃炉作業に関...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「みんなの憩いの場に」 小高の居酒屋「更紗」今井さん

古里での営業再開を喜ぶ今井さん(左)、松沢さん
 南相馬市小高区本町の居酒屋「更紗(さらさ)」は22日、東京電力福島第一原発事故の避難指示の大部分が解除された区内で営業を再開した。店主の今井一江さん(46)=同区浦尻出身=は、原発事故による避難と、同市原町区で再開した店舗の焼失という困難を乗り越え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小中生に「笑い」入れた授業 大熊町教委

桂さんから落語での麺のすすり方を学ぶ生徒ら
 平成29年度から学校教育に「笑い」を取り入れる大熊町教委の「教育と笑いの会in大熊」は22日、避難先の会津若松市で開かれた。特別授業や教育漫談、パネルディスカッションなどを通し、参加者が教育における笑いの効用を考えた。  特別授業は大熊中仮設校舎と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災地から国家戦略特区 県、ロボット産業など申請へ

 政府は年内にも、特定地域に限り大胆な規制緩和により産業活性化を図る「国家戦略特区」を東日本大震災の被災地から指定する。22日に首相官邸で開いた国家戦略特区諮問会議で了承した。科学分野の最先端技術の集積を目指すエリアなどが対象になるとみられ、県はロボ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興方針改定は6月末 県内視察で吉野復興相

7月オープン予定の商業施設「とんやの郷」について佐藤町長から説明を受ける吉野復興相(左)と森参院議員(右)=川俣町山木屋地区
 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内の特定復興再生拠点の具体的な内容などを定める改定福島復興再生基本方針は6月末にまとまる見通しとなった。吉野正芳復興相(衆院本県5区)が21日、現地視察で訪れたいわき市で記者団に明らかにした。  政府は特定...[記事全文

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耕作放棄地で木綿栽培 相馬のNPOなど 供給基地化目指す

トークイベントで展望を語る渡辺社長(右)、柳さん(左)ら
 綿製品製造販売のアバンティ(東京)と相馬市のNPO法人野馬土(のまど)は21日、南相馬市小高区で綿の有機栽培事業を始めた。東京電力福島第一原発事故後、同区で増加している耕作放棄地を活用して、天然繊維の供給基地化を目指す。  同日、同区井田川の耕作放...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

土壌のセシウム深さ可視化 JAEA技術開発 上空から放射線測定

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は土壌に含まれている放射性セシウムの深さを可視化する技術を開発した。検出器を搭載した無人ヘリやドローンで上空から放射線を捉える。従来は採取した土壌を分析するか空間放射線量から推計していた。県や国などは東京電力福島第...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬の小高、福浦、金房、鳩原小 震災後初 地元で運動会

真剣な表情で落下傘を追い掛ける児童
 南相馬市小高区の小高小で学ぶ4小学校は20日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて区内で運動会を開いた。  小高・福浦・金房・鳩原の全校児童62人らが参加し、19種目を繰り広げた。相馬野馬追をイメージした「神旗争奪戦」では、空中に打ち上げ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

移転先で最後の運動会 来年帰還の小学校

鼓笛パレードで堂々と演奏する山木屋小の児童
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示の解除を受けて来年4月、古里に帰還する川俣町の山木屋小と飯舘村の草野・飯樋・臼石合同仮設小の児童は20日、移転先で最後の運動会に臨んだ。  山木屋小は間借りする川俣南小で同校との合同運動会を開き、21種目を繰り...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発避難者向け県内災害公営住宅 計画の7割、3400戸完成

 復興庁は19日、県内の災害公営住宅と高台移転などに伴う民間住宅向け宅地の3月末現在の整備状況を発表した。東京電力福島第一原発事故の避難者向け災害公営住宅は計画戸数4890戸のうち3400戸が完成し、進捗(しんちょく)率は70%となった。  3月末現...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

キタムラサキウニ、アワビ来月、追加 相馬双葉漁協の試験操業

 相馬双葉漁協は試験操業の対象に6月からキタムラサキウニとアワビを加える。19日、相馬市で開いた検討委員会で決めた。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故以降、7年ぶりに漁が行われる。  いわき地区では既にウニとアワビの試験操業が行われている。今年に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ピアノと朗読に復興の思いのせ 6月4日にコンサート

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が4月1日に帰還困難区域を除き解除された富岡町で、解除後初となるピアノと朗読のコンサート「富岡の空へ~帰郷の時」が6月4日午後2時から町内本岡の町文化交流センター「学びの森」で開かれる。  NPO法人富岡町3・...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設住宅花いっぱいに 東北電いわきと楢葉町民ベゴニアなど植栽

協力して花を植える参加者=作町一丁目仮設住宅
 東北電力いわき営業所は18日、いわき市の同営業所と楢葉町の住民が避難している作町一丁目仮設住宅で花いっぱい運動の植栽活動を繰り広げた。  社員と仮設住宅の住民約40人が参加した。いわき営業所の下屋敷聡所長が「環境活動を通して地域に貢献し、美しい花を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

帰還住民の安心にオンライン診療開始 南相馬市立小高病院

画面を通し、患者役の桜井市長を診察する藤井医師(左)
 南相馬市小高区の市立小高病院のオンライン診療(遠隔診療)は18日に始まった。タブレット端末を持った看護師が患者宅を訪れ、院内の医師が画面を通して診察する。交通手段のない高齢者らの在宅診療を強化し、東京電力福島第一原発事故の避難先から帰還した住民の安...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【地域医療(下)】透析治療、不安募る 国、人材確保地元任せ

相馬地方の病院にある人工透析センター。今後の患者の受け入れが課題となっている
 「これ以上、透析患者が増えれば対応できなくなる」。南相馬市の担当者は表情を曇らせる。相馬地方の患者約10人が通院している宮城県内の病院が新規の受け入れはできないと伝えてきたためだ。  相馬地方では東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、医師、看護...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

環境省、今秋にも搬入 富岡の指定廃棄物処分場

 東京電力福島第一原発事故で発生した県内の指定廃棄物を富岡町の管理型処分場で埋め立てる国の計画で、今年秋にも環境省による廃棄物搬入が始まる見通しとなった。同省が17日、搬入路がある楢葉町に対し、近く搬入路の整備などに着手する方針を示した。同省と安全協...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染土再利用の試験公開 小高、安全性に留意し作業

実証試験で造成された盛り土を視察する伊藤氏(手前左)ら
 環境省は17日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染で生じた土壌の再生利用の実証試験を行っている南相馬市小高区の東部仮置き場で、実証試験の状況を報道関係者に公開した。伊藤忠彦環境副大臣、桜井勝延市長も現場を視察した。  実証試験は、除染土を公共工事な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

凍結一時停止へ 第一原発凍土遮水壁の3割

 東京電力は近く、福島第一原発の汚染水対策「凍土遮水壁」の凍結を一部区間で一時的に止める。地中が過剰に凍り地盤が膨張するのを防ぐためで、期間を開けて凍結を再開する。16日に福島市で開かれた政府の廃炉・汚染水対策現地調整会議で示した。  凍土遮水壁は1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

包括連携協定を締結 川俣町 近畿大

協定書に署名した佐藤町長(右から4人目)と塩崎学長(同6人目)ら
 川俣町と近畿大(大阪府東大阪市)は16日、町の復興に向けた包括連携協定を締結した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降の協力態勢を強化し、地域振興や人材育成を目指す。  町は14学部、48学科がある近畿大の幅広い見識を新たな産業づくりや医療、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【地域医療(上)】経営赤字が病院圧迫 国の支援「全く足りない」

福島市で定期的に開かれている東電原発事故被災病院協議会。国に経営支援を求める声が上がる
 「医師や看護師の人件費が高騰している。何とかしてほしい」「経営は赤字続きで資金が底を突きそうだ」  福島市で2、3カ月に1度開かれ、東京電力福島第一原発事故の賠償について話し合う「東電原発事故被災病院協議会」。出席する浜通りの21病院の関係者から悲...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

広野、川内で今秋再開 避難12市町村国有林伐採

 林野庁は15日、東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が設定された12市町村で中止していた国有林の伐採と出荷を今秋に再開すると発表した。森林の空間放射線量が比較的低い広野町1カ所と川内村2カ所の計約7ヘクタールで試験的に始め、平成30年度以降、実施...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

核ごみ最終処分場説明会 県内開催見送り

 経済産業省エネルギー庁は15日までに、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場候補地選定に関する今年度の説明会の県内開催を断念した。県に開催する方針を伝えたが、「東京電力福島第一原発事故に伴う課題が山積している」と断られたため見送りを決めた。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新学校工事の安全願う 飯舘、来春開校に向け関係者

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が一部を除き3月末に解除された飯舘村の飯舘中で15日、認定こども園と小中学校を集約して来春開校する新学校施設の工事安全祈願祭が行われた。  学校に隣接する村スポーツ公園整備工事の安全祈願祭を兼ね、約70人が出席...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染廃棄物搬出を開始 郡山の一般住宅敷地内

住宅の庭先に埋められていた除染廃棄物を搬出する作業員
 郡山市は15日、一般住宅の敷地内に保管されていた東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物の搬出作業を開始した。市内の積込場に運び込んだ後、順次、中間貯蔵施設に輸送する。  初日は市内池ノ台の住宅2軒で作業が行われた。庭先に埋めたり、ドラム缶とコンク...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原子力災害の対応確認 三春でIAEAワークショップ

ワークショップに臨む各国の参加者
 国際原子力機関(IAEA)の原子力・放射線の緊急事態対応に関するワークショップは15日、三春町の県環境創造センターで始まった。  IAEAに加盟する中国や韓国、インド、アゼルバイジャンなど12カ国から約20人が参加し、19日まで開催している。IAE...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【防災】消防団活動に限界 担い手確保 喫緊課題

新設された浪江町消防団第7分団に入団した町職員
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された地域では、消防団の再構築など防災体制の強化を求める声が上がっている。  飯舘村前田・八和木行政区の女性(73)は今月下旬、福島市の借り上げ住宅から村内に新築した自宅に移る。待ちわびた古里での生活だが...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

第二原発廃炉へ意欲 民進党野田幹事長(元首相)インタビュー

民進党の野田佳彦幹事長
 民進党の野田佳彦幹事長は14日、福島市で福島民報社のインタビューに答え、同党が国会に提出した「福島第二原発廃炉法案」の成立に意欲を示した。(聞き手・編集局長 鞍田炎)  -3月に福島第二原発廃炉法案を提出した。政府は「事業者の判断」、東京電力は「総...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県民励ます美声 大阪の合唱団、和合さんらと共演

「ふくしまをてのなかに」を歌う団員
 大阪府豊中市の豊中混声合唱団の福島演奏会は14日、福島市のこむこむで開かれ、市内のF.M.C.混声合唱団と共演した。県内での演奏会は初。  豊中混声合唱団は平成20年から福島市の詩人・和合亮一さんと交流し、和合さん作詞の曲を歌ってきた。東日本大震災...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

宵乗りの行列「帰り馬」復活 7月「相馬野馬追」で小高郷騎馬会

 今夏の国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」で、南相馬市小高区の小高郷騎馬会は東京電力福島第一原発事故後に中止していた騎馬による出陣や区内での宵乗りの行列、古里に凱旋(がいせん)する「帰り馬」を復活させる。14日に市内原町区で開いた総会で明らかにし...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【防犯】帰還「安全」が条件 避難指示解除から1カ月の浪江

人通りがほとんどない夜の浪江町中心部
 古里で再び生活できるなんて夢のようだ。  東京電力福島第一原発事故に伴い浪江町に設定された居住制限、避難指示解除準備両区域が解除されて1カ月余り。町行政区長会長を務める佐藤秀三(72)は町内権現堂の自宅で過ごす日々に喜びを感じている。時折、知人が訪...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川内での内部被ばく 年間限度の20分の1 長崎で日本学術会議

県産物の風評や放射線被ばくなどに意見を交わした総合討論
 東京電力福島第一原発事故による避難区域が解除された川内村に帰村し、村内の農産物を約一年間食べた場合の内部被ばく線量は0.048ミリシーベルト以下になる。推定結果を長崎大原爆後障害医療研究所の平良文亨助教がまとめた。この値は国際放射線防護委員会(IC...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国費で除染、基盤整備 帰還困難区域 改正特措法が成立

 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内の特定復興再生拠点整備を盛り込んだ改正福島復興再生特別措置法は12日、参院本会議で与党などの賛成多数により可決、成立した。  特定復興再生拠点は道路や水道などのインフラ復旧と除染を国費で一体的に進め、認定...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

森林線量率70%減 昨年度県内23年度 継続調査地点

 県は12日、東京電力福島第一原発事故後に調査している県内の森林(民有林)の空間放射線量率を公表した。平成28年度の全調査地点のうち、23年度から調査を続けている362地点の平均空間線量率は毎時0・27マイクロシーベルトで、23年度の0・91マイクロ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難解除後初の田植え 富岡・下郡山地区

避難指示解除後、初めての田植えをするふるさと生産組合の組合員ら
 帰還困難区域を除き4月1日に避難指示が解除された富岡町の下郡山地区で12日、地元農家でつくる「ふるさと生産組合」が避難指示解除後、初めての田植えを行った。  同組合は平成25年に試験栽培を実施し、26年から実証栽培を行っている。今年も実証栽培を行い...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬に新分室開所 福島大相双サテライト

看板を披露する(左から)桜井市長、佐々木局長、初沢センター長
 福島大うつくしまふくしま未来支援センターの相双地域支援サテライト南相馬分室が開所した。常駐の職員が大学や自治体、住民と連携し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興や、教育環境整備に向けた取り組みを支援する。開所式は12日、事務所を置く南...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

法令基準50%抑制へ 県、再エネ推進指針策定

 2040年ごろまでに県内で使われるエネルギーの100%を再生可能エネルギーで賄う目標を掲げる県は、県有建築物のエネルギー使用目標値を定めた「県再エネ・省エネ推進建築物整備指針」を策定した。今後、新築、大規模改修する庁舎や学校などでの消費エネルギーを...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災記念碑を除幕 広野

記念碑を除幕する(右から)黒田議長、遠藤町長、木幡局長、根本さん
 東日本大震災の記憶を後世に伝えるため、広野町が町内下浅見川の震災記念公園に建立した東日本大震災記念碑の除幕式は11日、現地で行われた。  震災記念公園は震災の津波により行方不明となっている女性の住宅跡地約700平方メートルを町が買い取り、約1100...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

水素拠点浪江に決定 来年着工、32年稼働目指す

 県内を水素の一大供給地とする国の福島新エネ社会構想で、県は10日、世界最大規模となる水素製造工場の建設候補地を浪江・小高原発旧予定地などを含む浪江町棚塩・請戸地区と正式決定した。敷地面積は計約169ヘクタールで、平成30年半ばまでの着工、東京五輪・...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘で7年ぶり 販売用水稲作付け

新たに購入した農機で「じかまき」を行う高橋さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が一部を除き3月末に解除された飯舘村で10日、販売を目的とした水稲の作付けが7年ぶりに始まった。今年は農家8人が秋の出荷を目指す。同日、田植え機に乗り込んだ村内須萱(すがや)の農業高橋松一さん(64)は本格的な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広域連携を強化 避難区域12市町村 新たに教育、企業誘致

 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が設定された12市町村は国と県の支援を受け、生活環境の整備に向けた広域連携を強化する。復興拠点などを結ぶ12市町村全体の広域交通網の整備計画を平成29年度に策定する。さらに、教育振興や介護の人材確保、企業誘致な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

企業主導型保育所完成 IHI相馬事業所内

木のぬくもりが感じられるIHIの事業所内保育所
 IHI(本社・東京)が相馬市大野台の相馬事業所内に整備した事業所内保育所「I☆KIDSそうま」が完成し9日、現地で開所式が行われた。  内閣府の企業主導型保育所の採択事業。木造平屋、建築面積約214平方メートル。木のぬくもりが感じられる造りでオール...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

議長に紺野栄重氏 浪江町議会が臨時議会

原発事故後、初めて町役場で開かれた町議会
 浪江町議会は9日、改選後初の臨時議会を町役場で開き、議長に紺野栄重氏(69)=浪江町北幾世橋字町尻234、5期=、副議長に佐々木恵寿氏(59)=同町権現堂字新町79、5期=を選んだ。  東京電力福島第一原発事故後、町役場で議会が開催されるのは初めて...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉に震災廃棄物リサイクルプラント完成 恵和興業

楢葉町に完成したケイワ・ゼロエミプラントならは
 産業廃棄物のリサイクル事業などに取り組む恵和興業(本社・仙台市)が楢葉町の楢葉南工業団地に建設した震災廃棄物リサイクルプラント「ケイワ・ゼロエミプラントならは」が完成し、9日、現地で式典が行われた。  震災がれきや建設廃棄物などを選別し、最終的に残...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野に生コン工場 下越仙台陸送、工事の安全祈る

安全祈願祭であいさつする相沢会長兼社長
 セメント・生コンクリートの運送事業などを営む下越仙台陸送(本社・仙台市)が広野町の広野工業団地に整備する生コンクリートプラント広野工場の安全祈願祭は9日、現地で行われた。  下越仙台陸送は町が東日本大震災後に誘致した企業第2号。敷地面積約8400平...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

森林81%伐採可能 避難解除「田村」「川俣」「広野」「楢葉」「川内」 県木連試算

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域が全て解除された田村、川俣、広野、楢葉、川内5市町村の森林の空間放射線量で、平成28年に県の原木伐採・搬出基準値(毎時0・50マイクロシーベルト)以下となった地点は計1万632地点のうち、8623地点で、前年よ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

森林伐採の可能範囲拡大 林業担い手不足課題 国の対応策示されず

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域が解除された市町村では、林業の担い手確保が大きな課題となっている。市町村は県の「ふくしま森林再生事業」を活用して森林整備を進めているが、人手不足で十分に手が回らないケースも出てきている。一部市町村は国に支援を求...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

6年ぶり宿泊再開 飯舘の体験施設「きこり」

コテージを見学する菅野村長(右)と門馬副村長
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が一部を除き3月末に解除された飯舘村の宿泊体験館「きこり」は8日、6年ぶりに宿泊業務を再開した。同日、施設内で内覧会が開かれた。  きこりは原発事故に伴い休館し、昨年3月に入浴施設が先に再開した。平成28年度に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

人形劇で古里を紹介 元気なかつらおプロジェクト

古里の歴史を引き継ごうと頑張る篠木さん(左)
 葛尾村民の有志でつくる団体「元気なかつらおプロジェクト」は地域に伝わる歴史を題材にした人形劇「葛尾大尽物語」を県内外で披露するなど復興を目指す古里に活力を与えている。  同団体は過疎化が進む地域の良さを再発見しようと平成21年に前身の組織を引き継ぐ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

応急仮設3561戸撤去へ 年度内に15市町村

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴うプレハブ型などの応急仮設住宅を巡り、平成29年度内に15市町村で計3561戸が撤去される見通しとなった。県の集計で分かった。応急仮設はピーク時に最大1万6800戸に上ったが、入居者の減少に伴う集約化で29...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「絆結」搾り作業 被災4県「興こし酒プロジェクト」 坂下の曙酒造

もろみの入った袋を槽に積み重ねる岩本さん(右)
 東日本大震災や熊本地震で被災した福島、岩手、宮城、熊本の4県のコメで日本酒を造る「興(お)こし酒プロジェクト」の搾り作業が6日、会津坂下町の曙酒造で行われた。復興支援として企画した東京都の城南信用金庫の呼び掛けで、本県の会津信金とひまわり信金、岩手...[記事全文

29年産米 作付け4130ヘクタール 避難区域12市町村

 東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された12市町村の平成29年産米の作付面積は、前年比358ヘクタール(10%)増の4130ヘクタールとなる見通しとなった。福島民報社の調べで分かった。12市町村で作付けや出荷が可能な約1万900ヘクタールのう...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設住宅の設置基準改正 費用上限引き上げなど

 内閣府は、災害救助法に基づき今後建設される仮設住宅の設置費や面積に関する基準を改正した。1戸当たりの設置費の上限を従来の2倍以上に引き上げ、面積の規定を削除した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の対応を受けた形で、仮設住宅を整備する自治体が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

丸太押し相撲に歓声 いわきで復興イベント

力いっぱい丸太を押し合う参加者
 復興支援チャリティーイベント「いわき丸太押し相撲大会」は5日、いわき市四倉町のワンダーファームで開かれた。  スポーツ振興団体七魂~root53~の主催、市、いわき観光まちづくりビューローなどの後援。市内外から9チームが出場した。1チーム5人が長さ...[記事全文

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経営安定へ実態調査 県、立地補助企業を対象

 県は「ふくしま産業復興企業立地補助金」を活用した企業の経営実態を調査し、分析結果を経営の安定化対策に生かす。受給企業から20~30社程度を抽出して取引や財務の現状を聞き取る。結果は経営基盤強化に向けた助言に生かすほか、報告書にまとめて公開する。操業...[記事全文

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「福島Uリンゴ」育て 石川の大野農園 平、橋本選手が授粉

授粉作業をする平選手(右)と橋本選手
 サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)は今年も石川町の大野農園と協力して「福島ユナイテッドFCのりんご」を育てる。4日、選手2人が農園を訪れ、授粉作業をした。収穫後、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)のために全国に...[記事全文

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6日目も鎮火せず 浪江・帰還困難区域山林火災

 東京電力福島第一原発事故により帰還困難区域となっている浪江町井手の「十万山」で発生した山林火災で、陸上自衛隊や県、双葉地方広域消防本部は発生から6日目となった4日も消火活動を続けた。県災害対策課によると、火の勢いは次第に弱まってきているという。5日...[記事全文

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復興へ歩む住民収める いわき・末続 7日まで写真展

自ら撮影した写真を解説する高井さん(右)
 東日本大震災からの復興に向けて歩むいわき市久之浜町末続の住民の姿を収めた「末続 暮らしの写真展」は3日、末続集会所で始まった。7日まで。  写真展は平成27年5月に末続集会所で初めて開催された。同年9月に伊達市、28年6月にパリ、同年7月に南仏、今...[記事全文

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5日目も延焼続く 浪江・帰還困難区域山林火災

 東京電力福島第一原発事故により帰還困難区域となっている浪江町井手の「十万山」で発生した山林火災で、陸上自衛隊や県、双葉地方広域消防本部は3日も消火活動を続けた。発生から5日目となったが延焼し続け、鎮火には至らなかった。4日早朝に消火活動を再開する。...[記事全文

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飼料生産本格化へ 川俣・山木屋地区の農地活用

農畜産業再生に意欲を燃やす菅野泰彦さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が3月末に解除された川俣町山木屋地区で平成29年度、高齢化や転居で管理が難しくなった農地を活用した飼料用の牧草とデントコーンの生産が本格化する。地元の農家6人が取り組み、被災地の畜産業再興を目指す。  菅野泰彦...[記事全文

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第一原発3号機透視調査開始 東電ミュー粒子を活用

 東京電力は2日、福島第一原発3号機の原子炉内の溶融燃料(燃料デブリ)の状態や位置などを把握するため、物質を通り抜ける性質を持つ宇宙線の一種「ミュー粒子」を使った透視調査を開始した。デブリ取り出しの手法絞り込みに役立てたい考えだ。  ミュー粒子はほと...[記事全文

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いわき産ウニの貝焼き今季初入札

入札にかけられたいわき産ウニの貝焼き
 いわき市中央卸売市場で2日、市沿岸部で取ったウニの貝焼きの入札が今季初めて行われた。  使われたウニは、1日に始まった今季の試験操業で水揚げされたキタムラサキウニで、その日のうちに貝焼きに加工された。仲卸業者らは台に並べられた47個の貝焼きの品質を...[記事全文

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学校再開 まちに活気 避難指示解除の小高区

早朝のJR小高駅を出る小高産業技術高の生徒
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示の大部分が解除された南相馬市小高区。4月に幼稚園、小学校、中学校が再開し、高校が開校した。3月末現在で居住者1329人の区内に、日中は園児や児童生徒、教職員を合わせて学校関係者約800人が通勤・通学している。住...[記事全文

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復興のけん引役担う 常磐道・セデッテかしま

 南相馬市鹿島区の常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリア(SA)隣に市が整備したSA利活用拠点施設「セデッテかしま」が開所から2周年を迎えた。指定管理者の「野馬追の里」によると、来館者は右肩上がりで増え続けており、4月末現在で230万人を突破した。関係...[記事全文

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「信頼回復」掲げ視察 吉野復興相

海に向かい黙とうをささげる吉野復興相(前列左)。後方の鉄塔には津波の高さを示す看板が設置されている=宮古市
 吉野正芳復興相は1日、東日本大震災による巨大津波で甚大な被害を受けた岩手県沿岸部を就任後初めて視察した。「(震災が)まだ東北で良かった」などとした前復興相の発言を謝罪するとともに、信頼回復への決意をあらためて強調した。  沿岸部の視察に先立ち、吉野...[記事全文

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アワビ、ウニ 港に活気 いわきで試験操業 解禁日水揚げ震災後初

アワビとウニの品質を確認する鈴木会長(左)=いわき市平薄磯の海岸
 いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は1日、今年度のアワビとキタムラサキウニの試験操業をいわき沖で開始した。アワビ、ウニ漁が県漁業調整規則で定める1日の解禁日に操業するのは両魚種ともに東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて。初夏の味覚の水揚げ...[記事全文

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村民ら新施設見学 葛尾幼稚園と葛尾小、葛尾中

小学校の校舎内を見学する児童や保護者ら
 葛尾村の学校施設見学会は30日、村内の葛尾幼稚園と葛尾小、葛尾中で開かれた。今年3月に修繕や新築工事が完了した施設内に、子どもたちの笑い声が響いた。  村内の児童生徒や保護者ら約40人が参加した。参加者は各施設の教室や体育館などを2時間ほど見学。子...[記事全文

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空き家改修補助拡充 県外からの移住促進

 県は県外から県内への移住を促進するため、空き家改修補助を拡充する。平成28年度までは改修費や清掃費として1戸当たり最大190万円を補助してきたが、県外から移住する子育て世代は60万円を加算し250万円とする。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で...[記事全文

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「鹿島公民館大講堂」完成 1日共用開始

1日から供用を開始する交流施設「鹿島公民館大講堂」
 いわき市が市内鹿島町に建設を進めていた交流施設「鹿島公民館大講堂」が完成し、30日に講堂内で落成式が行われた。1日から供用を開始する。  鹿島町には大熊町の仮設住宅があり、近隣地域にも複数の災害公営住宅や仮設住宅がある。市は避難者と市民の交流促進な...[記事全文

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10ヘクタール焼き鎮圧状態 浪江の帰還困難区域で山林火災

 東京電力福島第一原発事故により帰還困難区域となっている浪江町井手の「十万山」の国有林で29日夕に発生した山林火災は30日夕までに鎮圧状態となった。県は30日正午ごろ、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。  県などによると、30日早朝から県、宮城、群馬両...[記事全文

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