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アワビ、ウニ 港に活気 いわきで試験操業 解禁日水揚げ震災後初

アワビとウニの品質を確認する鈴木会長(左)=いわき市平薄磯の海岸

 いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は1日、今年度のアワビとキタムラサキウニの試験操業をいわき沖で開始した。アワビ、ウニ漁が県漁業調整規則で定める1日の解禁日に操業するのは両魚種ともに東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて。初夏の味覚の水揚げで市内の港は活気にあふれた。
 アワビは4年目、ウニは3年目の試験操業になる。初日は久之浜、沼ノ内、薄磯、豊間の4採鮑組合の組合員が出漁した。アワビは4組合全てで漁獲し、計94個を出荷した。ウニは薄磯採鮑組合だけが約20キロを取った。
 試験操業には漁期内に11採鮑組合が参加する。昨年、アワビは1日に取る目標個数を市内全体で70個以上としていたが、今年は100個以上にまで増やした。9月末ごろまで週1回のペースで操業する。ウニも今後出漁組合数を増やし、8月初旬ごろまで操業する。
 震災前、いわき沖では例年、解禁日に合わせてアワビとウニの漁を始めていた。本格操業に近づけようと1日から試験操業を実施した。鈴木一好県鮑雲丹(あわびうに)増殖協議会長(65)は「アワビの肉付きもウニの身の入りも上々。本格操業の再開に向け一歩前進した」と話した。

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