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阿武隈山系にソバ 遊休農地で生産拡大へ 蕎麦王国協議会

前列右から菅野、早川の両氏。後列右から猪股、安部の両氏

 県内のそば店や関係団体でつくる「うつくしま蕎麦王国協議会」は県産ソバの生産拡大に向け、阿武隈山系の遊休農地を活用して作付面積を増やし、生産農家の収入増や収穫量と価格の安定化につなげる。
 目標とする作付けの規模や時期など詳細は今後詰めるが、協議会は栽培に適した遊休農地が3000ヘクタール程度あるとみており、地元の生産者らに協力を求める方針。消費拡大に向けた取り組みも検討する。
 県によると、2016(平成28)年度の県内の作付面積は全国4位の3860ヘクタールで、収穫量は1390トンだった。
 2006年度に設立した協議会は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前から、水はけの良さや高冷地という立地条件などソバの生産に適した特徴を踏まえ、阿武隈山系での生産拡大を計画していたが、放射性物質の影響などから中断していた。
 うつくしま蕎麦王国協議会の菅野伸是会長は20日、就任あいさつのため福島民報社を訪れ、高橋雅行社長と懇談した。
 菅野会長は「県内のソバの作付けを増やし、生産量本州1位を目指したい。県外から福島のそばを味わいに来てもらう環境が重要。そばは復興の力になる」と抱負を述べた。
 猪股裕一副会長と早川栄二理事、安部雅信事務局長が一緒に訪れた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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