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新たな連携探る 第1回産業賞受賞企業つどい

連携に向けて意見を交わす(左から)早川専務理事、鈴木社長、須藤理事

 郡山市の栄楽館ホテル華の湯で2日に開かれた第1回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)の受賞企業のつどいでは、参加した15社・団体の代表者ら21人が、それぞれの特徴や強みを生かした新しい連携事業を積極的に提案し合った。
 サッカーJリーグ3部(J3)の「福島ユナイテッドFC」を運営し、銀賞を受賞したAC福島ユナイテッド(福島市)の鈴木勇人社長と、特別賞の野沢民芸品製作企業組合(西会津町)の早川美奈子専務理事、須藤雅人理事は懇親会で、積極的に意見を交わした。
 鈴木社長は「起き上がり小法師(こぼし)の精神で戦い抜けるように選手バージョンを作ってほしい」と要望した。早川専務理事は「倒されて負けても起き上がってほしいと願いを込めて作りたい」と快諾した。
 介護サービスやレストラン運営などを通した総合的な健康事業を展開し、特別賞を受賞した「エヌジェイアイ」(郡山市)からは、最多の4人が参加した。橋本弘幸社長は「興味のある企業があった。今後の連携を提案していきたい」と感想を述べた。多くの参加者から「産業賞のつどい」の継続的な開催を求める声があった。会場には企業・団体を紹介するパネルや新聞記事、製品などが並んだ。

■交流深め「共助」を 福大地域創造支援センター西川教授が激励

 第1回ふくしま産業賞の受賞企業のつどいで講演した福島大地域創造支援センターの西川和明客員教授は「受賞企業が交流を深め、新しい『共助』の形をつくってほしい」と出席した15社・団体の代表者らを激励した。
 西川氏は「地域活性化」の定義について、経済的な発展や振興だけでなく、地域生活の維持や改善、発展を目指すと説明。その上で、「東日本大震災後、地域における縁やつながり、協働が重要視されるようになってきた」と現状を分析した。
 住民の協働の力による地域活性化の先駆者として知られる米沢藩主、上杉鷹山の「共助」を例に挙げ、「県内企業がどのような共助を見せるか県内外の多くの人が関心を寄せている」と強調した。

カテゴリー:福島第一原発事故

講演で「共助」の大切さを語る西川氏

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