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故高野院長の業績論文に 南相馬市立病院尾崎医師 豪の地域医療誌に掲載

 南相馬市立総合病院の尾崎章彦医師は、2016(平成28)年12月に死去した広野町の元高野病院院長、高野英男さん=享年(81)=の業績を論文にまとめた。地域医療を専門とする豪州のオンライン医学誌「ルーラル アンド リモートヘルス」の8月23日付に掲載された。
 論文では、高野さんが東京電力福島第一原発事故後に一時、緊急時避難準備区域が設定された広野町の高野病院で診療を続けていたことなどを紹介。「当時、避難しないという決断を多くの方が無謀であると考えたが、今振り返ってみると、臨床医としての長年の経験に裏付けられた的確な判断だった」とし、結果として大勢の患者を救ったとしている。高野さんが亡くなった後は、同病院に多くの医師がボランティアで訪れている点にも触れている。尾崎医師は「高野先生の地域医療への貢献や、原発事故後の本県の地域医療の現状を広く知ってもらうきっかけになれば」と話している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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