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20日にも再開通 浪江の114号国道、南相馬への2県道

 東京電力福島第一原発事故に伴い通行禁止となっている浪江町の114号国道は20日にも、一般車両の通行が再開される。政府や県、同町など関係機関が6日、県庁で会議を開き方向性を確認した。町内の114号国道の通行再開に合わせ、同国道から南相馬市につながる県道相馬浪江線と県道原町浪江線も自由通行となる見通しで、双葉地方の復興に弾みがつく。
 墓参りに合わせ、避難先から自宅に戻る住民が増えるとみられる彼岸の入りに一般車両の通行を再開する方針。
 政府は現在、浪江町内の114号国道について帰還困難区域の室原、津島両地内の約27キロで一般車両の通行を禁止している。通行証を発行された町民や復興関係の事業者らは午前6時から午後7時までの出入りが認められているが、周辺地域の住民らから一般車両の通行も認めるよう求める声が上がっていた。
 ただ、町民から防犯面などへの懸念も出ているため、町は一般通行の対象とならない脇道にバリケードを設置するほか、車両ナンバー認識カメラの増設や防犯パトロール強化など対策を講じる方針だ。
 114号国道の室原、津島両地内間の除染は2014(平成26)年11月に完了した。政府の調査結果では、時速40キロで走行した場合の被ばく線量は、胸部エックス線写真を1回撮影した際の47分の1に当たる1・27マイクロシーベルトだった。
 帰還困難区域内の車両通行を可能にするためには、国の特別通過交通制度に基づき政府と県、関係市町村が合意する必要がある。

カテゴリー:福島第一原発事故

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