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災害時支援を理解 福島産婦人科復興セミナー

産婦人科医療の現状などを説明する藤森教授(右)

 日本産科婦人科学会、福島医大、県による福島産婦人科医療復興支援セミナーは16日、福島市のザ・セレクトン福島で開かれた。出席者が災害時の妊産婦支援の在り方や復興を担う産婦人科医育成の必要性について理解を深めた。
 東日本大震災後に同学会から本県に応援で訪れた医師や同医大、県の関係者ら約80人が参加した。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故を踏まえた産婦人科医療の課題などについて報告があった。
 福島医大産婦人科学講座の藤森敬也教授は震災、東京電力福島第一原発事故後に県産婦人科学会の医師13人が他県に移動した経緯などを説明した。医師の不足や高齢化なども踏まえ、福島医大や基幹病院へ医師をさらに集約する必要性を訴えた。原発事故後の分娩(ぶんべん)数が回復している統計なども示しながら「客観的なデータを積極的に公開し、『安全』を広く示さなくてはいけない」と述べた。
 本県に応援で訪れた医師は「多くの経験ができ、知見が広がった」と振り返る一方、勤務の際の負担などを課題に挙げた。今後に向けては「より多くの医師が自発的に来るような動機づけが必要」と提言した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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