東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

魅力満載秋の福島 観光キャンペーン開幕 県内各駅でセレモニー

「金賞受賞蔵でつなぐ福島の地酒満喫号」の出発合図を送る内堀知事(左)と佐藤駅長=JR福島駅

 県観光復興推進委員会(会長・内堀雅雄知事)の初の「『福が満開、福のしま。』ふくしま秋・冬観光キャンペーン」は1日、開幕した。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、来年3月まで県内全域で繰り広げる約100の企画を通じて秋・冬の新たな観光誘客モデルをつくる。この日は磐梯町などでも観光イベントが催された。
 初日は県内各駅で開幕セレモニーが行われ、関係者が大型観光企画に期待を寄せた。
 福島市のJR福島駅のセレモニーでは内堀知事が「福島の魅力を全国、世界に発信する」と宣言した。出席者がくす玉を割った後、内堀知事と佐藤豪一駅長(58)が、全国新酒鑑評会で金賞受賞数5年連続日本一の県内蔵元の清酒が楽しめる列車「金賞受賞蔵でつなぐ福島の地酒満喫号」の出発を見送った。6日に開幕する福島市飯坂町の八幡神社例大祭(飯坂けんか祭り)の二階堂剛実行委員長(78)は「祭りの熱気と熱い温泉に漬かり福島の秋を満喫して」とPRした。
 郡山市のJR郡山駅ではミス郡山やミス萩姫らが県中の特産品を紹介した。期間中、市は特産のコイの売り込みを強化する。同市園芸畜産振興課の若穂囲豊鯉係長(45)は「コイをきっかけに市の他の名産品も知ってほしい」と波及効果を願う。
 会津若松市のJR会津若松駅には、地酒満喫号とSLが到着した。室井照平市長らが乗客を出迎え、観光関係者が駅構内でそばと地酒を振る舞った。JR東日本や市の観光業者でつくる「びゅう会津会」の平賀茂美会長(62)は「地酒がおいしくなる時期。会津の良さを満喫してほしい」と期待した。
 いわき市のJR湯本駅ではフラガールが観光客を歓迎した。いわき湯本温泉湯の華会の若松佐代子会長(59)は「秋ならではのいわきの観光スポットを楽しんで」とアピールした。
 県によると、本県の2016(平成28)年の観光客入り込み数は5276万人で、東日本大震災前年の2010年の92・3%まで回復した。しかし、秋冬(10~3月)の入り込み数は春夏(4~9月)の6割程度にとどまるため、今年は初めて秋・冬の観光キャンペーンを企画した。2016年まで3年間実施した春の大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」の後継企画となる。

カテゴリー:福島第一原発事故

乗客に県中地方の特産品を手渡すミス郡山(左)=JR郡山駅

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧