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原発避難者訴訟 地裁いわきで結審

 東京電力福島第一原発事故で双葉郡からいわき市などに避難した住民219人が東電に慰謝料などを求めた訴訟の口頭弁論が11日、地裁いわき支部(島村典男裁判長)であり、結審した。判決は来年3月22日午後2時から言い渡される。
 全国で約30ある同種の訴訟で結審したのは5件目。国と東電を相手取り、判決に至った福島地裁などでの訴訟とは異なり、同支部の訴訟は東電のみを被告としている。審理期間を短縮させ、原告の救済を早期に実現させるのが狙いだ。
 主な争点は【表】の通りで、津波対策を巡る東電の過失の有無が最大の争点。津波の襲来を予見できたとして原告は民法上の過失が東電にあったと主張し、月額50万円の精神的慰謝料を請求している。過失が認められれば、賠償金の算定に影響を与える可能性がある。原発事故で住み慣れた古里を追われた「ふるさと喪失」慰謝料として一人当たり2000万円も求めている。
 東電は巨大津波は想定外とし、賠償も中間指針に沿って十分に支払っているなどと反論している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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