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防護措置で線量が低減 いわきで放射線影響学会シンポ

パネルディスカッションで意見を交わす(左から)明石、長谷川、ペレス、クリックの各氏

 日本放射線影響学会第60回記念サテライトシンポジウムは29日、いわき市文化センターで開かれ、国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)ウィーン国際センター事務局長のマルコム・J・クリック氏らが国際基準から見た東京電力福島第一原発事故後の安心・安全について講演した。
 クリック氏はUNSCEARが原発事故後、約2年をかけて調べた放射線被ばくレベルと影響評価を報告。「日本国内で事故後に講じられた食品規制を含む予防的防護措置が、外部と内部の被ばく線量を実質的に低減させた」との見解を示した。
 クリック氏に加え、世界保健機関(WHO)のマリア・デル・ロザリオ・ペレス氏、原発事故時に消防庁の救急専門官として対応した内閣官房企画官の長谷川学氏、量子科学技術研究開発機構の明石真言氏が、原子力災害発生時の緊急医療体制の構築の重要性、被ばく医療の課題などを語った。
 いわき市医師会、いわき商工会議所、いわき青年会議所、放医研をいわき市に誘致する会などでつくる実行委員会が主催した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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