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Jヴィレッジ近くに新駅 県、JR東など検討 常磐線

 2019(平成31)年4月の全面再開を予定しているサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉・広野町)の近くに、JR常磐線の新駅を設置する計画が浮上している。すでに県や地元自治体、JR東日本などで協議に入った。関係者の話を総合すると、2018年度に着工し、2019年度当初に供用開始する案が有力となっている。
 新駅の場所や設置方法、費用負担など詳細は現時点で未定だが、Jヴィレッジが全面再開する2019年春に供用を間に合わせる方向でおおむね一致しているという。
 同施設の最寄り駅は木戸駅で約2キロ離れている。新駅ができればアクセスが向上し県内外からの利用者が増え、サッカーの聖地・Jヴィレッジ復活を後押しするとみられる。
 Jヴィレッジは東京電力福島第一原発事故後、最前線の対応拠点となった。現在は東電社員や作業員らの駐車場となった天然芝と人工芝のピッチを全面改修するとともに、全国初の全天候型屋内練習場や新たな宿泊棟などの整備を急ピッチで進めている。
 すでに2020年東京五輪のサッカー男女日本代表の事前合宿地に決まっている。また、震災と原発事故で静岡県に移転している中高生の選手育成機関「JFAアカデミー福島」を2021年度にも県内に戻す方向で検討が進められている。
 県は日本サッカー協会(JFA)や県サッカー協会、JFAアカデミー福島、県内主要クラブチームと連携し交流大会や出前講座をJヴィレッジで開くなど選手や指導者の育成に力を入れ、サッカーによる地域活性化を目指す。さらに、ラグビーやアメリカンフットボールなど幅広い競技の合宿誘致も進めることにしている。
 常磐線は富岡-浪江駅間の20.8キロが不通となっているが、JR東日本は2019年度末までの全線再開を目指している。

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