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復興や将来語り合う 福島医大が県民公開大学

若者と復興や未来について語り合う(左から)山崎、宮田、小泉、佐々木の各氏

 「復興からイノベーションへ」と題した福島医大の県民公開大学は20日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開かれた。小泉進次郎衆院議員ら各界の著名人と県内の若者が語り合った。
 小泉氏とクリエイティブディレクター佐々木宏氏、東京芸大名誉教授の宮田亮平氏、宇宙飛行士の山崎直子氏がパネリストを務め、公募で集った中学・高校生、大学生約130人と対話した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興や若者の役割、AI(人工知能)をはじめ科学の将来について議論した。
 小泉氏はイノベーションを起こす人の条件として「反発を受けても社会を良くする強い信念を持つこと」を挙げた。山崎氏は「文化の違う相手に理解してもらうにはコミュニケーションが大切」とアドバイスした。
 福島の魅力が分からないと悩む高校生に対し、佐々木氏は「外の人はどう思っているかという観点で魅力を探すべきだ」と助言。宮田氏は「自分を好きになることが創造力につながる」と述べた。
 公開大学は復興学の確立を目指し、広島大や長崎大と進める放射線災害・医科学研究拠点事業の一環。昨年に続いて2回目。約800人が来場した。

■対話前に活動発表 高校・大学3グループ
 対話に先立ち、高校生・大学生の3グループが活動発表した。
 ふたば未来学園高2年の鈴木凪砂さんと松本佳弥さんはメディアコミュニケーションや健康・福祉をテーマに話した。復興関連の仕事で双葉郡に移り住んだ人と地元住民の壁を除こうとする取り組みや、原発事故で定着した被災地という印象を明るく、安全な地域に変えようとする活動を伝えた。
 磐城高放送委員会は映像作品の世界大会でグランプリに輝いた作品を基に、非言語コミュニケーションの可能性を訴えた。福島医大の災害医療系サークルFukushima WILLは災害時医療の教訓を継承し、次の災害に備える活動を紹介した。

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