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広野「百矢祭」7年ぶり復活 大勢の住民にぎわう

的を目掛け矢を放つ亀山神社の氏子

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、中断していた広野町の伝統行事「百矢祭(ひゃくやさい)」が21日、7年ぶりに町内折木の亀山神社で催され、大勢の住民でにぎわった。
 百矢祭は太郎方と次郎方の二手に分かれた10人の氏子が約15メートル離れた的を目掛けて矢を放ち、厄払いや無病息災を祈願する。300年の歴史があるといわれている。氏子らは「百矢祭を復活させることで地域コミュニティーの再生や町の復興につなげよう」と復活に向け準備を進めてきた。
 7年ぶりの開催とあって、境内には住民、写真愛好家ら約100人が詰め掛けた。神社の拝殿で神職が祝詞を奏上し、氏子らが玉串をささげた後、境内で的場清めを行った。
 住民らが見守る中、そろいの法被を着た10人が次々と的に向かって矢を放った。的に命中すると太鼓が打ち鳴らされ、歓声が湧いた。
 亀山神社社総代の矢内光正さん(66)は「大勢の町民に見守られ感無量」と話した。遠藤智町長は「住民の古里を愛する思いが結集した成果」と伝統行事の復活を喜んでいた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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