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「サリー」33時間ぶり復旧 第一原発

 東京電力福島第一原発で7日に放射性セシウム吸着装置「サリー」がトラブルで止まり一連の汚染水処理が停止した問題で、東電は8日午後7時ごろ、約33時間ぶりにサリーを復旧させ、汚染水処理を再開した。
 原子力規制庁への報告義務が生じる汚染水処理の3日間停止という事態には至らなかったが、現状の汚染水処理系統の脆弱(ぜいじゃく)性が露呈した。
 東電によると、電気系統のトラブルで停止したサリーを非常用発電機を使って再起動する予定だったが、より確実に作業を進めるため付近にある別の電源系統を使って復旧させたという。
 東電は昨年6月に3台目のセシウム除去装置の増設を原子力規制委員会に申請しており、増設が認可されれば故障や点検による除去作業の停滞を防ぐことができるとしている。
 今回の汚染水処理停止を受け、東電の小河原克実福島第一廃炉推進カンパニー副責任者は、8日に福島市で開かれた県廃炉安全監視協議会で謝罪した。
 協議会では、第一原発3号機で使用済み燃料の取り出しに向けて設置を進めているドーム屋根について、計画より半月早い2月末に完成する見通しも示した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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