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ドローン使いイノシシ駆除 葛尾村と日大工学部

篠木村長に調査結果を示す鹿又社長(右)。左は出村学部長

 東京電力福島第一原発事故後の営農再開促進に向け、葛尾村と日大工学部はイノシシ被害対策に小型無人機「ドローン」で撮影した映像を活用する。熱赤外線カメラを搭載したドローンを夜間に飛ばし、頭数や活動範囲を特定する。生息地域を地図化したデータを猟友会に提供し効率的に駆除する。
 村と、ドローンを活用した村のまちづくりに関する協定を結んだ日大工学部が19日、村役場で開いたイノシシ生態調査の報告会で示した。
 ドローンによる生態調査では従来の人力による調査に比べ、短時間に広範囲のデータを取得できる。警戒心の強いイノシシに気付かれることなく、夜間活発に活動する群れの動きを捉えることができる。
 報告会では事業に協力しているドローン事業者アルサ(郡山市)の鹿又将征社長が、昨年11月から現在まで村内の山林で実施しているイノシシの生態調査結果を示した。写真や動画を交え、個体の大きさや、群れを成して活動する様子をスライドに鮮明に映した。
 村内ではイノシシに水稲や野菜が食べられるなど被害が相次いで報告されている。篠木弘村長は「鳥獣害は営農再開に向けた大きな課題。生息地が特定できれば駆除に役立つ」と期待感を示した。出村克宣学部長は「今後も駆除に活用できるデータを提供していく」と語った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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