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仮設焼却で広域処理開始 3市町村の除染廃棄物 環境省

仮設焼却施設にフレコンバッグを仮置きする作業員=葛尾村

 環境省は7日、東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域となっている葛尾村野行地区の仮設焼却施設で、田村、三春、川内の3市町村で発生した可燃性除染廃棄物の減容化処理を始めた。同省が県内に設置し運営する仮設焼却施設での広域処理は初めて。
 3市町村の除染で発生した枝葉など仮置き場に保管されている分を処理する。田村市分は約5万トン、三春町分が約2万トン、川内村分は約4万トン。焼却により、10分の1程度まで量を減容できるという。3市町村の仮置き場の早期解消と復興の加速につながると期待される。
 同日、現地で受け入れ式を行った。同省職員や作業員ら約50人が出席した。武部新環境政務官が「復興の大きな力になるという誇りを持ち、安全第一に作業に当たってほしい」と訓示した。受け入れの第一弾として、田村市新場々の仮置き場から可燃性除染廃棄物の入ったフレコンバッグ約5トン分が搬入された。葛尾村の篠木弘村長と杉本宜信村議会議長、吉田栄光県議会議長らが見守る中、作業員が施設内に仮置きした。
 篠木村長は式後、報道陣の取材に対し「避難などでお世話になった3市町村の復興に少しでも寄与できればうれしい」と語った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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