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震災教訓継承誓う 太平洋・島サミット閉幕

シンポジウムで登壇し、意見を交わした首脳夫人ら=いわき市・アクアマリンふくしま

 いわき市で開催された第8回太平洋・島サミットは最終日の19日、市内の高校生と首脳夫人らがシンポジウムで意見を発表し合い、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の教訓を引き継いでいくことや海洋資源保護への誓いを新たにした。
 シンポジウムは市内のアクアマリンふくしまで開かれた。市内の高校生を代表し、いわき海星高の大山咲月さん(16)=食品システム科2年=と鈴木愛子さん(16)=同=が震災、原発事故の被害を説明。試験操業など水産業復興に向けた取り組みについて語った。
 大山さんは「震災の被害はまだ残っており、今後も復興に向けての取り組みが進む。私たちもその一助となれるよう努力したい」と宣言した。シンポジウム終了後、報道陣の取材に対し、「今回の発表が風評払拭(ふっしょく)に少しでもつながればうれしい」と期待を込めた。
 シンポジウムで登壇した首脳夫人らは「津波の悲惨さは昨日のことのように覚えている」などと語り、今後も震災を忘れないという思いを強調した。海洋資源の保護については、「海を汚染から守らなければならない。私たちが次世代に重要性を伝えていこう」などと訴えた。安倍昭恵首相夫人は「未来をつくっていくのは皆さんたちです」と高校生らに呼び掛けた。
 高校生応援隊としてサミット記録紙用の取材に携わったいわき秀英高2年の山崎彩さん(16)は「さまざまな苦労を乗り越え元気になったいわきの姿を見てもらえてうれしい」と充実感をにじませた。

カテゴリー:福島第一原発事故

水産業復興に向けた取り組みを紹介する大山さん(左)と鈴木さん=いわき市・アクアマリンふくしま

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