県漁連は6月からシロメバル、スズキなど6魚種の試験操業を目指す。23日にいわき市の県水産会館で開かれた県地域漁業復興協議会で決めた。
対象魚種は政府の原子力災害対策本部が4月24日付で出荷制限を解除したシロメバル、スズキ、キツネメバルの3魚種と県のモニタリング検査で自主規制の基準値を下回ったナガレメイタガレイとカナガシラ。ナガレメイタガレイと判別が難しいためにこれまで試験操業を自粛していたメイタガレイも対象にする。
県漁連は31日にいわき市で県漁協組合長会を開き、6魚種の試験操業を正式決定する見通し。決定すれば「常磐もの」として人気が高かった主要魚種全てで試験操業が可能となる。
(カテゴリー:福島第一原発事故)