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東電の処理水方針「疑問」 社長と面談「トップとして無責任」

 東京電力の小早川智明社長は30日、原子力規制委員会との面談で、福島第一原発の汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ水の処分について、「(取り扱いを議論している)政府の小委員会の結論を待ちたい」と繰り返し答えた。「主体性がない」と指摘された昨年7月の面談と同様の回答に、更田(ふけた)豊志委員長は「トップの方針として大きな疑問を持つ」と厳しく批判した。

 小早川社長はトリチウム水の処分に関し、「責任主体は東電」としたものの、「東電が一方的に判断するべきことではない」と何度も主張した。更田委員長は国に判断を委ねる東電の姿勢に疑問を呈し、「(トップとしての)責任ある姿とは思えない」と指摘し、語気を強める場面もあった。
 意見聴取は電力会社トップから定期的に原発の安全対策などを聞き取る一環。小早川社長への聴取は、昨年12月に東電柏崎刈羽6、7号機(新潟県)を再稼働の前提となる審査に合格させて以来となった。

カテゴリー:福島第一原発事故

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