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相馬中村神社で26年ぶり遷宮祭 乗切り競馬、潮垢離も

白い絹垣で御神体を覆い、大切に運び込む関係者=16日午後8時20分ごろ

 16日に相馬市の相馬中村神社で行われた「遷宮祭」には、白装束や陣羽織に身を包んだ神社関係者や宇多郷騎馬会の会員ら約70人が参加し、社務所に移していた御神体を本殿に戻した。神事に続き「絹垣(きぬがき)」という覆いで御神体を囲い、行列を作った一団が、たいまつなどの明かりを頼りに社務所から本殿までの階段を上った。
 御神体の遷宮や本殿を大規模に改修する「式年遷宮」は1992(平成4)年以来、26年ぶり。本来、2011年に予定していたが、東日本大震災の影響で延期された。2016年6月から本殿や拝殿などの屋根のふき替え、漆の塗り替え、建物土台の補修などを行った。
 遷宮祭に先立ち、波打ち際を騎馬が競走する乗切(のっき)り競馬が行われ、甲冑(かっちゅう)姿の騎馬武者が馬と疾走した。
 8年ぶりとなる7月の原釜尾浜海水浴場の海開きを祝うとともに、期間中の安全を願い企画した。宇多郷騎馬会の騎馬が海岸に集結し、三頭立てで5回出走した。甲冑をまとった騎馬武者は馬と呼吸を合わせ、勢い良く砂浜を駆け抜けた。
 原釜尾浜海水浴場では「潮垢離(しおごり)」の神事が行われ、田代誠信宮司は氏子がくんだ海水でみこしを清めた。
 17日は市中心部で稚児行列などを行い、一連の行事を終える。

カテゴリー:福島第一原発事故

乗切り競馬で砂浜を疾走する騎馬武者

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