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待望の再開 浪江の宿泊施設「いこいの村」

町民の憩いの場所を目指す岡部支配人

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で休館していた浪江町高瀬の宿泊施設「福島いこいの村なみえ」は20日、再開した。昨春の帰還困難区域を除いた地域の避難指示解除後も町内で宿泊できる施設は限られている。一時帰宅する町民や福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想関連の研究者、被災地の現状を学ぶ学生らの利用が見込まれ、復興の加速や交流人口拡大が期待される。
 宿泊施設は、従来の2階建て宿泊棟と二本松市にあったログハウスタイプの仮設住宅を活用して新設したコテージに分かれており、客室は計28部屋。宿泊棟とつながる本館にはサウナ付き大浴場やカラオケ機能付き会議室などを完備している。大浴場は一回500円で日帰り入浴もできる。時間は午前10時から午後9時(最終受付は午後8時半)まで。
 施設は町所有で、福島なみえ勤労福祉事業団が運営する。現在は素泊まりのみだが、今後は地元の飲食店などの協力を得て、食事の提供を検討する。
 オープニング式典には国や町などの関係者約30人が出席した。町長職務代理者の宮口勝美副町長、本間茂行副町長、紺野栄重町議会議長、岡部守良支配人らがテープカットし、再開を祝った。岡部支配人は「町民の憩いの場所となれるよう最高のおもてなしをしていく」と意気込みを語った。
 予約や問い合わせは福島いこいの村なみえ 電話0240(34)6161へ。

カテゴリー:福島第一原発事故

テープカットに臨む関係者

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