東日本大震災

「被災地ルポ」アーカイブ

建物応急判定「危険」県内最多810件 商都郡山傷痕深く 長期休業、閉店も

入り口に「危険」の張り紙が張られたJR郡山駅前の店舗=7日午後3時ごろ
 東日本大震災で震度6弱の強い揺れに見舞われた郡山市。国が6日までにまとめた建物の応急危険度判定では、余震による建物の損壊の恐れを示す「危険」が県内で最も多い810件に上った。「要注意」も最多の1732件。それらの多くはJR郡山駅西側の市街地に集中...[記事全文

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被災地ルポ 須賀川 中核農家の被害深刻 田に亀裂、家は全壊

激しい亀裂が入った須賀川市大久保地区の田んぼ。左側の農道も大破している=31日正午
 「この田んぼに水が張れるのか。田も家も全部放棄してしまいたいぐらいだ」。須賀川市大久保地区の男性(55)は声を振り絞った。1日も破損した農道に軽トラックを走らせ、亀裂の入った田んぼを見回っている。  男性は五ヘクタール以上を耕作する中核農家。田ん...[記事全文

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古里守る 被災地ルポ 母の死に耐え職務 南相馬市職員の村田博さん

臨時事務所で小高区民の安否を確認する村田さん(右)=31日午前11時30分ごろ
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難指示が出されている南相馬市小高区。同市小高区役所は3月12日から原町区の本庁舎内に臨時事務所を設け業務を継続している。  「われわれが逃げ出したら、古里はどうなる」。31日午前8時すぎ、小高区地域振興課長の...[記事全文

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被災地ルポ 亡き友思い涙こらえる いわき薄磯菅波守夫さん 海岸で遺品探す

亡くなった親友の遺品を探す菅波さん。奥には塩屋埼灯台が見える
 東日本大震災による津波で大きな被害を受けたいわき市平の薄磯地区。かつて住宅が立ち並んでいた海岸沿いの面影はなく、至る所にがれきが散乱していた。  その一角で涙をこらえながら遺品を拾い集める同市平薄磯字小塚、無職菅波守夫さん(78)の姿があった。菅...[記事全文

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被災地ルポ 家族はどこへ 望み捨てず捜索 原町 上野敬幸さん(38) 「人手足りぬ」

被災した住宅跡に供えられた花束。右奥は上野さんの自宅=29日午前11時40分ごろ
 東日本大震災による津波で行方不明となった住民の捜索は終わりが見えない。東京電力福島第一原子力発電所の事故がさらに困難にしている。南相馬市では、被災者でもある多くの消防団員が懸命の活動を続ける。いわき市岩間町では老夫婦の平穏な日々が引き裂かれた。波...[記事全文

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家、公共施設の倒壊多数 仮設住宅設置など急務 須賀川鏡石、矢吹

1階部分が完全につぶれた橋本組(左)。市街地では建物の解体作業が進む=須賀川市、28日午前11時ごろ
 中通りで最大の震度6強に見舞われた須賀川市と鏡石町、6弱の矢吹町。須賀川市は市内各所、両町は旧奥州街道沿いを中心に家屋や公共施設が多数破壊された。東北自動車道で見ても、同エリア内の修復箇所が多く、衝撃のすさまじさを物語っている。 ■被災地ルポ  ...[記事全文

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復興へ道のり険しく 被災地ルポ 惨状手つかず 県道沿いがれき山積み 新地町

がれきが山積みされた新地町の砂子田川で自衛隊の捜索が続く=22日午前11時ごろ
 海岸から約1キロにある役場まで津波が押し寄せた新地町。震災から12日目の22日、町役場の展望ロビーから海側を眺めると、JR新地駅近くで転覆した電車が震災直後のまま横たわっていた。復興の道のりの険しさを象徴している。  役場から海に向かう県道沿いは...[記事全文

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復興へ道のり険しく 被災地ルポ いわき市 進まぬ水道復旧 物資不足も深刻化

震災発生から10日以上過ぎたが、いわき市平の給水所には人の列が絶えない=22日午後5時30分ごろ
 いわき市平の平一町目公園に設けられた給水所。22日も水を求める市民が長い列をつくった。ポリタンクやペットボトルなどに水を入れる市民の口数は少なく、一様に疲れた表情を浮かべていた。  11日の震災から10日以上たつが、市内の6割に当たる約5万7千戸...[記事全文

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東日本大震災被災地ルポ

 激しい地震と巨大津波は、海とともに歩んできた浜通りの暮らしを一変させた。東京電力福島第一原子力発電所の危機的状況が追い打ちを掛ける。奪われた多くの命、破壊されたマチ、不足する生活物資、避難を余儀なくされる住民…。被災から10日、悲惨な状況の中で人...[記事全文

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被災地ルポ 相馬市 松川浦がれき山積み 観光地の面影見られず

がれきや車が重なり合う相馬市の松川浦観光案内所前=20日午後0時20分ごろ
 潮干狩りで知られる相馬市の松川浦は例年なら3月から4月にかけて浦開きする。しかし、巨大な津波に襲われ10日が過ぎた潮干狩り場周辺は、打ち上げられた漁船、流されてきた木材、横転した車などが山積みになったままだ。  駐車場は潮の匂いがする砂に覆われ、...[記事全文

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被災地ルポ 南相馬市 車や通行人の姿なし 残っても生活できない

人の姿が消えた南相馬市原町区の野馬追通り=20日午後3時ごろ
 東京電力福島第一原発の危機的状況を受け、独自に市民を避難させることを決めた南相馬市。20日は市民ら合わせて約500人が避難所の原町一小、石神一小、鹿島中など七つの小中学校から地元の昭和観光バスなど13台で新潟、群馬両県に向かった。  原町一小でバ...[記事全文

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県内被災地ルポ 津波で火の手拡大か 爆撃受けたような現場 いわき市

行方不明者を捜索する自衛隊員ら=13日午後3時10分ごろ、いわき市永崎
 がれきの山と散乱する家具...。いわき市最北部の漁港のマチが消滅し、煙と泥の臭いだけが漂っていた。  震災から一夜明けた12日朝の久之浜町沿岸部。寸断された幹線道路を避けながらようやくたどり着くと、住宅が寄り添うように立ち並んでいた風景は一変し、...[記事全文

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県内被災地ルポ 覆う不安と恐怖 「家族の命だけは...」 被災者、悲痛な叫び 相馬

重機も投入して行方不明者を捜す消防団員ら=12日、南相馬市鹿島区
 東日本大震災の被害は日を追うごとに拡大している。被災直後の県内をルポした。  大津波から一晩明けた12日早朝の相馬市原釜地区。住宅地は跡形もなく、がれきの山と化していた。漏れた油やガスの鼻を突く臭気が立ち込める。道路は油膜が張った黒い泥水に覆われ...[記事全文

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県内被災地ルポ レスキュー隊員険しい表情 悲惨な現実に絶句 南相馬市

 鹿島区の沿岸部のがれきや土砂の中から次々と遺体が引き上げられていく。レスキュー隊員は険しい表情で次の捜索現場に向かう。津波警報から津波注意報に切り替えられた13日、県内外のレスキュー隊約50人を投入して本格化した捜索活動は、悲惨な現実をあらためて...[記事全文

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県内被災地ルポ 一体どこに避難 原発爆発で混乱に拍車 浪江町

被害状況を確認する自衛隊員=12日、浪江町請戸
 大津波は、沿岸部の全ての集落を押し流した。今あるのはがれきの連なりだけだ。  大震災翌日の12日午前6時、浪江町役場で開かれた町対策本部会議は混乱した。  東京電力福島第一原子力発電所1号機(大熊町)の炉内圧力上昇で、政府が半径10キロ以内の住民...[記事全文

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