東日本大震災

「連載・再起」アーカイブ

雫神楽30年ぶり復活 亡き友の約束果たす 正月披露

神楽復活へ臨む団長の高田貴浩さん(前列左)ら団員たち
■原町・雫(しどけ)青年団員  東日本大震災の津波で住民25人が犠牲になるなど甚大な被害を受けた南相馬市原町区の雫(しどけ)地区に伝わる神楽が約30年ぶりにお正月に復活する。雫青年団の団員が津波の行方不明者捜索中に神楽の道具を発見し、「地域の元気と希...[記事全文

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近づく古里富岡 中華料理「桃源」、11月いわき移転 福島市での出会いに感謝

福島での多くの出会いに感謝し、厨房に立つ高野さん
■高野修平さん(31)  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、富岡町から避難先の福島市で中華料理「桃源」を営んできた高野修平さん(31)は今月末で店を閉じ、11月にいわき市で新たな店のオープンを目指す。「少しでも古里に近い場所で、店を開きたい」...[記事全文

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真野川漁港復活の船出 津波被害乗り越え 「にぎわい取り戻す」

再起を誓う昌幸さん(中央)
■南相馬・鹿島区漁師の柴田昌幸さん(58)  南相馬市鹿島区の漁師柴田昌幸さん(58)の漁船「花園丸」の進水式が18日、真野川漁港で行われ、漁師仲間が柴田さんの新たな船出を祝った。漁船は東日本大震災の津波で損壊し、地元の造船会社「鹿島造船」に依頼して...[記事全文

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旅館復活笑顔の誓い 「地域に恩返しを」 従業員や資金確保乗り越え 常連客の声支えに

従業員と共に料理の準備をする徳永さん(右)
■いわき「なぎさ亭」おかみ 徳永真理子さん(65)  東日本大震災の津波被害を受けたいわき市四倉町の旅館なぎさ亭が再オープンした。一時は従業員を全員解雇し、商売を諦めたが、地域住民や常連客から再開を求める声が上がった。おかみの徳永真理子さん(65)ら...[記事全文

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小高に集いの灯を 来春、古里で飲食店再開 帰還の"先陣"に 避難解除に向け親子で準備

改修をほぼ終えた店内で再開に向けた意欲を語る島尾さん
■島尾清助さん(68)  東京電力福島第一原発事故で避難区域になっている南相馬市小高区の飲食店「魚料理 島魚(しまうお)」が、市が来年4月を目標にしている避難指示解除と同時に再開する。小高商工会によると、原発事故後、同区の飲食店が再開を決めたのは初め...[記事全文

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車整備復興後押し 父の遺志継ぎ 避難の社員、誓い胸に集結

導入した大型車のタイヤ交換機を手入れする平山さん
■富岡で工場再開 平山美弘さん(51)  東京電力福島第一原発事故により、富岡町からいわき市に避難している平山美弘さん(51)は、町内仏浜の居住制限区域にある自動車整備工場を再開させ、社員6人と仕事に励む。間もなく東日本大震災と原発事故から丸4年。家...[記事全文

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利用者と古里に 広野で来春再開 帰還見据え「桜染め」復活

富岡製糸場の桜で染めたスカーフを手に再開を心待ちにする林理事長
■富岡から群馬・高崎に避難 社会福祉法人「友愛会」  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から11日で3年11カ月。原発事故で富岡町から群馬県高崎市に避難している社会福祉法人「友愛会」は来年3月、広野町で施設運営を再開する。障害者支援施設「光洋愛成...[記事全文

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避難...車への情熱忘れず 若松 念願の整備会社設立

工場内に設置した機材をチェックする佐藤さん
■大熊町から避難 佐藤睦美さん(32)  大熊町から会津地方に避難している佐藤睦美さん(32)は23日、自動車整備会社「車屋COPIN(コパン)」を会津若松市真宮新町北四丁目92の1に開業した。機材の関係で本格作業開始は12月中旬からとなるが、苦難を...[記事全文

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サーフィンまた古里で

再開させた店で、サーファー仲間と談笑する鈴木さん(左)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で古里の海を奪われたサーファー2人が、再び海に向き合おうと立ち上がった。津波で父とサーフショップを失ったいわき市の鈴木孝史さん(61)は店を再開させた。原発事故で南相馬市小高区から福島市に避難し、サーフボード製...[記事全文

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新天地いわきで再開 震災後閉鎖のホテル いつの日か再び古里へ...

祝賀会であいさつする早川さん
■富岡の什一屋社長 早川恒久さん(45)  富岡町でホテル「サンライズインとみおか」を営業していた什一屋(じゅういちや)社長の早川恒久さん(45)は19日、いわき市平にホテル「サンライズインいわき」をオープンさせる。「いつの日か富岡のホテルも再開させ...[記事全文

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川俣・山木屋再編から1年 自慢の納豆もう1度 年内にも製造再開

器具を見回り、事業再開を心待ちにしている神野さん
■カミノ製作所  東京電力福島第一原発事故に伴い川俣町山木屋地区から福島市に移転した自動車部品製造・食品加工のカミノ製作所は、原発事故で休業している納豆製造を年内にも山木屋地区の避難指示解除準備区域にある元の事業所で再開する。山木屋地区の避難区域が再...[記事全文

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地域住民の憩いの場に 新クラブハウス16日に開館 「子ども戻った時 本当のオープン」

「福幸の樹」と共に再起を誓う福躍さん
■鹿島カントリー俱楽部支配人 福躍好勝さん(50)  南相馬市鹿島区のゴルフ場「鹿島カントリー俱楽部」は16日、新クラブハウスをオープンする。東京電力福島第一原発事故などの影響で、利用者数は事故前に比べて半減したが、支配人の福躍(ふくおどり)好勝さん...[記事全文

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アワビ試験操業始まる 震災、原発事故後初いわきで潜水漁業

試験操業で籠一杯分のアワビを採取した柳葉さん=19日、いわき市小浜町・小浜漁港
■小浜採鮑組合 柳葉英人さん(48)  いわき市で19日、東京電力福島第一原発事故後初のアワビの試験操業が始まった。初日は市内小浜町の小浜採鮑組合(丹野国之組合長)が操業し、12個を水揚げした。 ■漁場に潜り成長具合確認 「一歩踏み出せた」  「色も...[記事全文

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自慢の田んぼ「命」吹き込む 夫婦二人三脚希望の田植え

原発事故後、初の田植えに臨んだ松本さん
■浪江の農業 松本清人さん(75)  浪江町の営農再開に向けて16日、東京電力福島第一原発事故後、初の田植えに臨んだ同町酒田の松本清人さん(75)は避難先の川俣町から通い、この日のために準備を進めてきた。久しぶりによみがえった水田を見詰め、「浪江の農...[記事全文

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富岡、コメ出荷再開に光 震災後初めて 15日田植え

震災後初のコメ出荷へ向けて行われている代かき作業
■ふるさと生産組合  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、初めてのコメの出荷に向けた実証栽培が富岡町で始まった。地元の農家でつくる「ふるさと生産組合」は9日、代かき作業を行った。15日に田植えをする。昨年の試験栽培では、収穫したコメは全て廃棄処...[記事全文

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風評払拭へ新名物 サケのかまぼこ「相馬揚げ」販売へ

希望を込めた「相馬揚げ」を手に笑顔を見せる遠藤組合長
■南相馬の新田川鮭蕃殖漁協  南相馬市の新田川鮭蕃殖(はんしょく)漁協はサケを使った揚げかまぼこ「相馬揚げ」の生産に乗り出した。東京電力福島第一原発事故の風評被害でサケの販売は途絶えているが、地域の名物となる加工品を生み出すことで風評に打ち勝つ。遠藤...[記事全文

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漁復活誓い込め 震災後初、サケの稚魚放流 津波でやな場、ふ化場損壊... 仲間と乗り越え万感

漁協の蓄養池でサケ漁復活への思いを語る松本さん
■楢葉の木戸川漁協組合長 松本秀夫さん(66)  古里再生の第一歩だ-。楢葉町の木戸川漁協組合長・松本秀夫さん(66)は15日、木戸川にサケの稚魚を放し感無量の表情を見せた。いわき市内の仮設住宅で避難生活を送りながら、町の観光の目玉であるサケ漁復活を...[記事全文

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漁業復活信じ船 新造 覚悟を胸に進水式 来月上旬から試験操業参加

真新しい不動丸の船上で作業をする輝彦さん
■相馬双葉漁協磯部支所に所属 狩野一美さん(72) 長男 輝彦さん(49)  東日本大震災の津波で損壊した相馬市磯部の小型漁船「不動丸」が新しく建造された。25日、南相馬市鹿島区の真野川漁港で進水式が行われた。  相馬双葉漁協磯部支所の所属漁船が新造...[記事全文

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旅館再開、地域に恩返し 全壊、父母の死... 廃業危機乗り越え

扇屋会館の再開を喜ぶ社長の小林さん(左から2人目)ら
■鏡石温泉「扇屋会館」 小林勇雄さん(62)圭子さん(55)夫婦  鏡石町本町のかっぽう旅館・鏡石温泉「扇屋会館」は1日、3年ぶりに再開した。経営者の小林勇雄さん(62)圭子さん(55)夫婦ら家族は皆、感無量の思いでこの日を迎えた。  扇屋会館はJR...[記事全文

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新たな味で古里に活気 会津産大豆使用 「若喜そばつゆ」発売 風評払拭の力に

新商品のそばつゆを手に、風評払拭(ふっしょく)と地域活性化を誓う冠木さん
■喜多方の「若喜商店」社長 冠木紳一郎さん(58)  喜多方市の醸造・販売業「若喜商店」は会津産大豆で造る「天然醸造しょうゆ」をベースとした新商品「若喜 そばつゆ」を製造し、15日から販売を始めた。東京電力福島第一原発事故の風評で店の売り上げは落ち、...[記事全文

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なじみの味 楢葉で復活 共同店舗に6月入店

「武ちゃん食堂」で使っていたメニュー表を大切に持ち、6月の営業再開を楽しみに待つ佐藤さん夫婦
■武ちゃん食堂 佐藤茂樹さん(51)美由紀さん(49)夫婦  今春、帰町時期を判断する楢葉町で長年、町民に愛された「武ちゃん食堂」は、6月にも町内で営業を再開する。昭和46年にJR竜田駅前に店を構え、地元きっての人気店だった。2代目の佐藤茂樹さん(5...[記事全文

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楢葉の北田天満宮 3年ぶり例大祭 25日 伝統復活に意欲 倒壊の鳥居建て直す

鳥居の完成を心待ちにしている(左から)大和田さん、杉本さん
■氏子総代総理 大和田稔さん(83)  「学問の神様」として親しまれてきた楢葉町の北田天満宮の例大祭が25日午前10時から東京電力福島第一原発事故後、初めて催される。東日本大震災で倒れた鳥居を直し、各地に避難する氏子や町民らを迎える。氏子総代総理の大...[記事全文

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大信に待望の工房 決意胸に開始式 「地元に溶け込みたい」

窯の前に立つ(右から)山田さん、夏希さん、汰一君、苗美さん、カツ子さん
■大堀相馬焼窯元 いかりや商店 山田慎一さん(43)   東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で浪江町から避難し、白河市大信の堂前業務用団地に白河工房開設の準備を進めていた浪江町・大堀相馬焼窯元のいかりや(錨屋)商店は30日、同地で操業を始めた。 ...[記事全文

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郷土の味絶やさない 「つめっこやき」16日復活 地産地消風評乗り越え

試作品の調理作業を見守る根本さん(右)
■美里の自営業 根本昌志さん(57)  東京電力福島第一原発事故による風評で3年近く途絶えていた会津美里町のB級グルメ「つめっこやき」の販売が16日、復活する。会津美里町の自営業根本昌志さん(57)が、使われなくなった給食センターを町から借り受け、製...[記事全文

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「住民生活支えたい」 夫、知人も協力存続活動実る 原発事故で休止、28日から福島で業務

郵便局の内装準備をする佐野さん(手前)と大谷さん
■飯舘の比曽簡易郵便局長 佐野くに子さん(66)  東京電力福島第一原発事故で営業休止となっている飯舘村長泥の比曽(ひそ)簡易郵便局は28日、多くの村民が避難生活を送る福島市の松川第2仮設住宅で業務を再開する。東日本大震災後、休止している県内7簡易局...[記事全文

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11月ギャラリー開設 帰還の町民集う場に 古里楢葉絵画で癒やし

ギャラリー開設の準備を進める猪狩さん(右)と熊坂さん
■いわきに避難 猪狩泰人さん(58)  「避難先から戻る町民に、心の安らぎを提供したい」-。町の大半が東京電力福島第一原発事故の避難指示解除準備区域に指定された楢葉町に11月3日、地元の風景画などを展示する個人ギャラリーが開設される。いわき市に避難す...[記事全文

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いわきの漁必ず復活 「ようやく前に」 18日試験操業

試験操業の出漁準備を進める北郷さん=いわき市・久之浜漁港
■底引き網漁船長 北郷輝夫さん(62)  東京電力福島第一原発事故の影響で、いわき沖での操業自粛が続くいわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は18日、底引き網漁で初めての試験操業に乗り出す。流通目的の出漁は約2年7カ月ぶりで、本格操業再開に向けた第一歩。...[記事全文

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また気軽に集まれる店に あすオープン 友人ら後押し

新調した制服で笑顔を見せる五十嵐さん夫婦
■原町に理容店 五十嵐利浩さん(52)理枝子さん(49) 夫婦  南相馬市小高区で「ヘアーサロンいがらし」を営んでいた五十嵐利浩さん(52)、理枝子さん(49)夫婦が同市原町区のJR原ノ町駅近くに新たな店舗を構え、13日に営業を再開する。肉親との死別...[記事全文

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都路のコメ実りの秋 3年ぶり稲刈り「感無量」

避難指示解除準備区域の水田で3年ぶりの稲刈りに励む坪井さん=8日午前9時40分ごろ、田村市都路町
■旧警戒区域で「出荷用」初収穫 坪井久夫さん(63)  東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示解除準備区域で8日、稲刈りが始まった。第一原発から半径20キロ圏内の旧警戒区域で出荷用のコメが収穫されたのは初めて。「品質は悪くない。感無量だ...[記事全文

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原発事故で閉鎖 新会社設立し再出発 広野の工場守り抜く 従業員の雇用継続

広野製作所の操業に向け打ち合わせする(左から)園田さん、滝口さん、横山さん
■園部製作所→広野製作所 滝口勉さん(52)  東京電力福島第一原発事故の影響で閉鎖される広野町の金属部品製造業「園部製作所福島工場」が11月、「広野製作所」として再出発する。元社員らが会社を設け工場を買い取る。一時、失業する可能性もあった仲間ら約4...[記事全文

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新天地で"夢"開発 原発事故...川俣から白河に工場移転 「医療機器」に参入、製品化 11月、独の国際展で技術発信

新製品について社員と意見を交わす宮坂さん(左)
■エコー電気 宮坂静子社長(67)  白河市の工場でテープ製品の加工製造を手掛けるエコー電気(本社・川俣町)は、東京電力福島第一原発事故で製造拠点の移転を余儀なくされた。困難に負けず、社員一丸で医療機器分野に新規参入した。一時は途絶えた新製品開発の夢...[記事全文

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楢葉でコンビニ開店 町民帰還の支えに 避難指示解除準備区域内 店舗型で初

復興への一役を担いたいと力を合わせる鈴木さん夫婦
■いわき市出身 鈴木賀規さん(38) 二葉さん(26)夫婦  セブン-イレブン楢葉下小塙仮設店舗店が26日早朝、楢葉町の6号国道沿いで営業をスタートさせた。セブン-イレブン・ジャパンによると避難指示解除準備区域内で店舗型のコンビニエンスストアの営業再...[記事全文

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町民集える新施設 富岡町のシニアガーデン 29日、福島に移転

新施設に掲げられた富岡町夜の森地区の〝桜のトンネル〟のパネルと鈴木さん夫婦
■施設長 鈴木康弘さん66 管理者 洋子さん63夫婦  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で大玉村に避難している富岡町の「グループホームシニアガーデン」は29日、福島市伏拝の新施設に移転する。住民が集える「地域交流室」が新たに併設される。施設長の...[記事全文

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都路「MKFカンパニー」 農畜産復興の先駆けに 農機導入稲発酵粗飼料生産へ稼働式

農機で収穫した稲を確認する冨樫代表(右から2人目)らMKFカンパニーの組合員ら
■田村市都路町 MKFカンパニーの組合員冨樫喜重郎さん(62)ら   今春、稲の作付けが3年ぶりに再開された田村市都路町で、地元畜産農家による稲発酵粗飼料(WCS)の生産に向けた作業が進められている。20日、農機の稼働式に臨んだ関係者は「地域を支えて...[記事全文

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いつか双葉で農業を 避難先で組合法人を設立 秋にも活動本格化

双葉町帰還を願いながら埼玉県久喜市で農業に励む鵜沼さん夫婦
■埼玉県久喜市で営農 鵜沼一夫さん(65)久江さん(60)  東京電力福島第一原発事故後、双葉町から埼玉県久喜市に避難し、農業をしている鵜沼一夫さん(65)久江さん(60)夫婦は耕作放棄地などを活用して今秋にもパイプハウス3棟を建設し、農事組合法人の...[記事全文

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福島の安全発信 この土地で作り続ける 認証「JGAP」最多取得

観光客にモモの収穫の仕方を教える佐藤さん(左)
■まるせい果樹園(福島) 佐藤ゆきえさん(42)  福島市飯坂町の「まるせい果樹園」は、食の安全確保などに取り組む農場に与えられる国内の認証「JGAP」を取得した。モモ、リンゴ、ナシなど7品目の栽培農場の認証で、品目数では全国の取得286個人・団体で...[記事全文

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安全な農産物 もう1度 27日 再オープン 全商品をモニタリング

27日の再オープンに向けて準備を進める新妻さん
■広野の二ツ沼直売所組合長 新妻良平さん(54)  広野町の6号国道沿いにある「二ツ沼直売所」が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2年4カ月を経て27日、再オープンする。新鮮な農産物が格安で並んでいる、と口コミで情報が広がり始めていたが、震災...[記事全文

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「陶芸の町」復興へ一歩 9月街中に作品1000点展示 美里会津本郷焼「風と土の芸術祭」 4年ぶり開催

「風と土の芸術祭」に向け、児童に作品作りを指導する西田さん(左)
 街なかを会津本郷焼の作品で彩る会津美里町の「風と土の芸術祭」が9月、4年ぶりに復活する。東日本大震災で工房の多くが被害を受け開催が見送られていた。東京電力福島第一原発事故の風評被害が続く中、「陶芸の町」を再び全国に発信しようと、酔月窯窯元西田理人さ...[記事全文

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安心の浜辺へ力結集 3年ぶりの海開き控え 津波想定し避難訓練

訓練を主催した実行委員会の長谷川委員長
■四倉海水浴場安全対策実行委員長 長谷川直恵さん(82)  15日に3年ぶりの海開きを迎えるいわき市四倉海水浴場で12日、津波を想定した避難訓練が行われた。主催した四倉海水浴場安全対策実行委員会の委員長・長谷川直恵さん(82)は「大勢の人に海水浴を楽...[記事全文

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きょうからいわきで準備 学校再開 双葉の光に 役場移転契機に「一歩」

郡山市での最後の業務に当たる荒木さん(右)と松本さん=28日
■双葉中校長 荒木幸子さん 54 双葉北小校長 松本浩一さん 53  東京電力福島第一原発事故で全町避難している双葉町の双葉中校長・荒木幸子さん(54)と双葉北小校長・松本浩一さん(53)は郡山市の事務所を離れ、1日からいわき市の町いわき事務所で学校...[記事全文

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アワビ漁 浜の光に 1日、3年ぶり稚貝放流 静岡で成育ゼロから復活期す

放流するアワビの稚貝を手に笑顔を見せる大和田さん(右)
■県栽培漁業協会 大和田淳郎さん(53)  本県アワビ漁再開の光に-。アワビの稚貝が1日、いわき市の近海に放流される。県内では3年ぶりだ。県栽培漁業協会の職員、大和田淳郎さん(53)=福島市出身=らが、静岡県内の施設で昨年3月から稚貝を育ててきた。大...[記事全文

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来月待望の再開 四倉復興へ絶景の湯 地元連携 周遊バス運行検討

温泉の再開に向けて準備を進める木村さん
■いわき蟹洗温泉 支配人 木村秀史さん(53)  東日本大震災で津波被害を受けたいわき市四倉町の「太平洋健康センター いわき蟹洗温泉」は7月、震災から約2年4カ月ぶりに営業を再開する。支配人の木村秀史さん(53)は「多くの利用客を呼び込み、地域全体の...[記事全文

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バラ栽培、癒やし提供 専門店再建 夢が生きる力に

再開した店舗でバラの手入れをする大内茂さん
■原町のローズショップ美・Moe代表 大内茂さん(54)  赤、白、ピンク、オレンジ...。色とりどりに咲き誇るバラは梅雨に入り、香りを一層豊かにしている。南相馬市原町区上渋佐の「ローズショップ 美・Moe(み・もえ)」は500種2000鉢を扱う県内...[記事全文

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古里の声援、歌う力に 活動再開後第1弾復興応援歌CD発売

「積極的にライブ活動を展開したい」と意欲を語る水原さん
■浪江町出身の歌手 水原ゆきさん  浪江町出身の歌手水原ゆきさん(36)=本名・原田幸美、東京都在住=は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後に休止していた活動を再開し、シングルCDを発売した。ショックで舞台に立つことができずにいたが、「歌をまた...[記事全文

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わが町自ら守る 防犯、防火へ巡回 30日 2年3カ月ぶり活動再開

パトロール実施に向けて資料に目を通す佐々木団長
■浪江町消防団  浪江町消防団は30日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から約2年3カ月ぶりに町内での活動を再開する。4月1日に避難区域が再編され、日中の出入りが自由となった居住制限、避難指示解除準備の両区域内で防犯、防火パトロールに乗り出す。...[記事全文

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新たな陶芸人生 西郷で 大堀相馬焼の窯を準備

避難先で人形を作る京子さん(右)を見守る和生さん
■浪江から那須に避難 松永 和生さん(64)京子さん(61)夫婦  栃木県那須町で避難生活を送る大堀相馬焼の松永窯の松永和生さん(64)と京子さん(61)夫婦は、西郷村に新たな作業場を設ける準備を進めている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で古...[記事全文

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古里絆より強く 顔合わせ活動充実へ 双葉町役場いわき開所 「つながりなくさない」

いわき事業所の開所式で出席者と談笑する岡田さん(右)。いわき・まごころ双葉会の活動の充実を目指す
■いわき・まごころ双葉会 会長岡田常雄さん(81)  双葉町からいわき市常磐関船町に避難している住民の自治会組織「いわき・まごころ双葉会」会長の岡田常雄さん(81)は17日、市内に開所した町役場仮庁舎「いわき事務所」を万感の思いで見詰めた。東京電力福...[記事全文

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父と守る伝統の技 避難生活...苦難越え 繊細な造形に高い評価 県展で県美術大賞

いわき市の工房の前で、伝統を受け継ぎさらなる成長を誓う近藤賢さん
■大堀相馬焼「陶吉郎窯」後継者 近藤賢さん(32)  「作陶への思いは、浪江からいわきに避難しても変わらない。評価されてうれしい」。第67回県総合美術展覧会(県展)で県美術大賞に輝いた近藤賢(たかし)さん(32)=いわき市江畑町=は、大堀相馬焼「陶吉...[記事全文

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伝統の祭典復活へ きょう小、中学生向け説明会 いわき田人・黒田地区

黒田不動尊の祭典で迫力ある棒術を奉納する中学生=平成21年8月
■地元の芸能保存会と本県出身在京大学生ら  いわき市田人町黒田地区で東日本大震災後に中止されている「黒田不動尊祭典」を復活させようと、地区内の黒田伝統芸能保存会と、本県出身の在京大学生らがつくる任意団体「チーム・アイ・アップス」は平成26年の再開に向...[記事全文

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「いわなの郷」に熱い思い 2年3カ月ぶり9日再オープン 避難の小野から通い準備 「にぎわい取り戻す」

9日の再オープンを前に準備を進める猪狩さん(前列右)と従業員
■川内の観光施設マネジャー 猪狩幸夫さん(63)  川内村の自然を生かした観光施設「いわなの郷」が9日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、約2年3カ月ぶりに再オープンする。「村再生の核になる施設に、もう1度にぎわいを取り戻したい」。施設マネジ...[記事全文

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新天地白河に作業場 大堀相馬焼伝統守る 温かな支援で決意

白河での窯再開を決め制作に励む山田さん=陶芸の杜おおぼり二本松工房
■浪江の窯元いかりや商店 山田慎一さん(42)  「ゼロからのスタート。新たな場所から一歩ずつ進んでいきたい」。浪江町の大堀相馬焼の窯元「いかりや商店」が白河市大信の堂山業務用団地に作業場を移す。店主の山田慎一さん(42)は家族の将来を考え、避難先で...[記事全文

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新商品「樹望」に復興託し 本店工場 あす原町移転開業

新商品「樹望(きぼう)」を手にする(左から)純一さん、裕信さん、横川社長
■小高の老舗菓子店 松月堂  東京電力福島第一原発事故で全域が避難区域にある南相馬市小高区の菓子店「松月堂」社長の横川徳明さん(66)は6月1日、同市原町区南町に本店と工場を移した「四ツ葉店」をオープンする。地域復興へ願いを込めた新商品のバームクーヘ...[記事全文

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再編1年"古里"で復活 「歴史ある拠点」「必ず帰る」 労使一丸意志貫く あす取引先招き式典

地域の期待を背に事業を再開したタニコー福島小高工場。正面に社旗がたなびく
■業務用厨房機器製造 タニコー福島小高工場       多くの企業が撤退した東京電力福島第一原発から20キロ圏内の旧警戒区域で、区域再編から1年で事業を再開した工場がある。業務用厨房(ちゅうぼう)機器大手のタニコー(本社・東京、谷口秀一社長)の、南...[記事全文

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自慢のモモ"新鮮力"に 新品種「夏の陽」認定 県産の風評打開へ期待

新品種認定を受けた「夏の陽」の摘果作業をする高橋さん
■月舘の果樹農家 高橋忠吉さん(64)  伊達市月舘町で高橋もも園を営む高橋忠吉さん(64)が開発したモモ「夏の陽(よう)」が農林水産省から新品種の認定を受けた。東京電力福島第一原発事故により、本県農産物への風評被害は依然、根強い。新品種は本県モモの...[記事全文

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新天地、矢吹に工房 8月にも制作 「ゼロから」仮設店舗で

プレハブの仮設店舗前に立つ山田さん
■大堀相馬焼 栖鳳窯窯元 山田正博さん(63)  浪江町の大堀相馬焼栖鳳(せいほう)窯窯元の山田正博さん(63)は矢吹町で8月にも作陶を再開する準備を進めている。自宅が帰還困難区域に再編されたことから、新天地で窯元を再出発させる。  栖鳳窯は約100...[記事全文

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古里の味もう1度 被災、郊外移転し再開

新店舗で再出発の決意を新たにする鈴木さん
■郡山の日本料理店「正月荘」社長 鈴木正二さん(65)  郡山市の日本料理店「正月荘」社長の鈴木正二さん(65)は市内大槻町に店舗を新築移転し、4月から営業を再開した。市内中町で29年間にわたって営業してきたが、テナントで入っていたビルが東日本大震災...[記事全文

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地元・楢葉で営業再開 休憩スペース設置

楢葉町でスーパーの営業を再開した根本さん(右から4人目)ら
■「ブイチェーンネモト店」 根本茂樹さん(51)  楢葉町の食品スーパー「ブイチェーンネモト店」社長の根本茂樹さん(51)は10日、店の営業を再開した。根本さんは「家の掃除などで訪れる町民たちのニーズに応えたい」と、店内に新たに休憩スペースを設けた。...[記事全文

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酒粕ジェラート開発 喜多方の蔵元協力 7月にも販売

商品をPRする木村さん(右)ら
■いわきの木村ミルクプラント  いわき市平の木村ミルクプラント(木村謹一郎社長)はジェラートの新商品「酒粕(さけかす)」を開発した。同社ブランドの牛乳「命の雫」と喜多方市の大和川酒造店から提供された酒粕を組み合わせた。7月にも販売を始める。新たな名物...[記事全文

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稲育ててこそ農業 再生願い先陣切る

作付け再開の喜びをかみしめ作業に励む大和田さん(中央)。右は妻礼子さん、左は長男慎さん=広野町
■3年ぶり広野で喜びの田植え 大和田久司さん(63)   春の日差しに輝く水田を田植機が進む。エンジンがうなる。緑の苗の列が一直線に伸びる。「田を耕し、稲を育ててこそ本当の農業だよ」。3日、東京電力福島第一原発事故後初の作付け作業を始めた広野町下北...[記事全文

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母の日 花で笑顔に 6日、震災後初の販売会

温室でカーネーションの手入れをする生徒
■相馬農高  「花を通して、地域の人々に元気を届けたい」。「母の日」を前に、南相馬市原町区の相馬農高は5月6日午前9時から、同校ひばりが原農場でポットカーネーションなどの販売会を開く。東日本大震災後初めてで、生徒は農場の温室で大切に育てたカーネーショ...[記事全文

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よみがえる「海勝丸」 大修理の末喜びの進水 漁再開へ一歩

進水を喜ぶ(左から)寛さん、勇さん、寛典さん
■請戸で船が津波被害 鎌田寛さん(61)  2年1カ月前、浪江町の請戸漁港から大津波で打ち上げられた漁船「海勝丸」が大修理の末によみがえり12日、南相馬市鹿島区の真野川漁港で再び進水の日を迎えた。船を失い漁を諦める船主もいる中、家族で再出発の日を迎え...[記事全文

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遠野和紙復興の力に 伝統の技術残す 小屋建て、紙すき体験

卒業証書用の遠野和紙をすく手業の会の会員
■地域づくり振興協議会 いわき  東日本大震災1カ月後の平成23年4月11日に震度6弱の巨大余震が発生し被害を受けたいわき市遠野地区で、住民が江戸時代から続く伝統工芸・遠野和紙を生かし、復興を目指す取り組みが動きだした。町内の各種団体でつくる遠野町地...[記事全文

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日本酒で観光復興 「会津長床」発売 国重文とコラボ

新商品発売で地域活性化を目指す五十嵐社長(左から2人目)ら
■喜多方 会津酒類卸  会津酒類卸(本社・喜多方市)は市内の国指定重要文化財・新宮熊野神社「長床」を商品名にした日本酒「秘酒辛口 会津長床」を8日から販売する。東京電力福島第一原発事故の風評で落ち込んだ日本酒の消費回復と市内の観光復興の起爆剤にしよう...[記事全文

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福島に新事務所 志貫く 避難先でも"ルーツ"胸に 「会社と従業員 守る」

新たな事務所で車両を整備する林さん
■浪江の八島運送社長 林茂さん(68)  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で浪江町から福島市に避難している八島運送社長の林茂さん(68)は3月末、福島市東部の瀬上工業団地に新たな事務所を構えた。裸一貫で運送業を始め、震災前には大型トラックなど2...[記事全文

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二本松ふくしま農家の夢ワイン 農業再生へ果実酒造り

リンゴを搾る斎藤さん(左)と高野さん
■地元リンゴ使用 近く販売、秋にブドウも  二本松市東和地域の農家有志が設立した果実酒の製造・販売会社「ふくしま農家の夢ワイン」は2日、地元で採れたリンゴを使ったワイン造りをスタートさせた。市内戸沢のジュース加工場、羽山果樹組合に甘酸っぱい香りが漂う...[記事全文

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施設整備、待望の通電 電気工事会社など退職の有志 技術生かし管理、運営

通電を始めた太陽光発電所と組合員ら
■南相馬太陽光発電所企業組合  市民主導で再生可能エネルギー事業に取り組む「南相馬太陽光発電所企業組合」は29日、南相馬市原町区の原町木材工業団地内に出力49.725キロワットの太陽光発電所を整備し、通電を開始した。同組合が設置した発電所の稼働は初め...[記事全文

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川俣シャモ完全復活へ 消費者の懸念払拭 町、屋内飼育施設を整備

屋内飼育施設の整備が決まった「川俣シャモ」。中央奥は佐藤社長
 川俣町はブランド化し全国的に売り出している「川俣シャモ」の生産農家に対し、新たな屋内飼育施設を整備する。今月中にも工事に入る。東京電力福島第一原発事故で落ち込んだ販売羽数に回復の兆しが見える中、消費者の放射性物質への懸念に配慮した屋内飼育施設を整備...[記事全文

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地元生産者応援したい 被災した店舗を再建 来月10日から営業スタート

新店舗の前で再起を誓う安藤さん(右)と母・裕子さん
■郡山の食品販売業「富屋」社長 安藤紀彦さん(41)  郡山市開成の食品販売業「富屋」社長の安藤紀彦(としひこ)さん(41)は、東日本大震災で大規模半壊となった店舗「自然食品 とみや」を解体・新築し、3月10日から新店舗での営業をスタートさせる。東京...[記事全文

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古里にコンビニ開店 15日 苦楽共にした従業員協力

開店準備をする佐藤さん(右から2人目)、妻カヨ子さん(中央)と従業員
■南相馬小高区「さとう」社長 佐藤孝一さん52  南相馬市小高区の「さとう」社長佐藤孝一さん(52)は15日、同市原町区金沢の6号国道沿いにセブン―イレブンを開店する。小高区と浪江町権現堂でセブン―イレブンを営業していたが原発事故で福島市に避難してい...[記事全文

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いつかは古里に... 跡継ぎへの期待 再出発の気持ち 店名に込める

左から清治さん、茂子さん、武士さんと橋本さん
■浪江、富岡のすし店被災、つくば市に「2代目 寿し松」オープン  松本清治さん(56)茂子さん(57)武士さん(28)  浪江、富岡の両町で親しまれてきたすし店「寿し松」が茨城県つくば市で再びのれんを掲げた。店主の松本清治さん(56)と妻の茂子さん(...[記事全文

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安全確保へ役割明確化 鮫川村、汚染牧草などの焼却実験

 環境省と鮫川村は同省が村内で来年2月から予定している東京電力福島第一原発事故により放射性物質に汚染された牧草などの農林業系副産物の焼却実証実験で、双方の役割を定めた文書を19日までに取り交わした。  焼却施設の運営や安全確保について役割を明確化す...[記事全文

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避難者の健康づくり応援 自費でスポーツジム開設 「古里に恩返しする」

スポーツジムで避難者の健康づくりを目指す但野さん(右)
■鹿島区の薬局経営 但野一博さん(58)  南相馬市鹿島区の薬局経営「ただの」代表取締役の但野一博さん(58)は、12月1日に同区寺内に「スポーツジム歩み」をオープンする。原発事故から1年8カ月が過ぎ、避難者の体調悪化が心配される中で、「運動を通して...[記事全文

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ホテルなみえ 心はいつも古里に いわきに1日本格オープン

1日にグランドオープンするホテルなみえ
■前司昭一さん(61)  「浪江町民の心の復興の礎になるものをつくりたかった」。警戒区域の浪江町でホテルを経営していた前司昭一さん(61)が買収した、いわき市平字南町のビジネスホテルが12月1日、「ホテルなみえ」の名称で本格オープンする。  浪江町で...[記事全文

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福島のため一念発起 あす避難先・郡山にオープン 古里浪江の写真展示「魅力伝えたい」

ジムのオープンを前に練習に励む周原さん
■クライミングジム経営 周原仁さん(36)  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により浪江町から郡山市に避難している周原(しゅうはら)仁さん(36)は23日、郡山市大槻町で、壁をよじ登るスポーツのクライミングを満喫できる「クライミングジムナナシノ...[記事全文

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新地で営業再開 英会話教室も開設へ「住民集う場に」

新店舗で再スタートを切った青田さん母子
■「軽食・喫茶アジュール」  店主 青田みね子さん(63)  長男 義仁さん(39)  東日本大震災の影響で営業を休止していた新地町の「軽食・喫茶アジュール」が同町谷地小屋地区の町役場付近に移転し、15日、約1年8カ月ぶりに営業を再開した。  同店は...[記事全文

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絆胸に復活の書展 きょうまで 会員の力作そろう

被災地の復興を願う作品と黒田会長
■南相馬の鶴林書道会  「復活の書展を開くことができた。会員が頑張っている姿を見てほしい」。南相馬市原町区の市民文化会館ギャラリーで17日から2日間の日程で始まった第16回鶴林書展。主催する鶴林書道会(本部・南相馬市)の会長黒田亀雄さん(77)は力作...[記事全文

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癒やしの空間目指す 「おうちカフェ凜」オープン

仲間と共に喫茶店をオープンさせた川島さん(中央)
■浪江から福島に避難 川島美幸さん(36)  浪江町から福島市に避難している川島美幸さん(36)。福島市飯坂町の住宅を借りて喫茶店「おうちカフェ凜」をオープンさせた。東日本大震災前は浪江町で飲食店を経営していた。周囲からは「顧客が確保できない。開くべ...[記事全文

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安全でおいしい豆腐を 一時避難 きょう再オープン

「安全でおいしい豆腐を作りたい」と再オープンを決めた小原さん
■香川出身、高郷で店舗経営 小原直樹さん(53)  喜多方市高郷町の小原直樹さん(53)は「豆腐屋おはら」を10日、1年5カ月ぶりに再オープンする。脱サラして始めた豆腐作り。東京電力福島第一原発事故で一度は閉めたが、復興に役立ちたいと再開を決意した。...[記事全文

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10世帯、自力再建へ一歩 50回以上話し合って実現

感謝の気持ちを込めて記念碑を除幕した住民ら
■新地・岡地区に宅地造成「とわの会」  東日本大震災の津波で被災した新地町の住民ら10世帯が内陸側に住居を移転するため、町内の岡地区に共同で宅地を造成した。記念碑を建立し、4日、現地で除幕式が行われた。 ■関係者集い記念碑除幕  津波で自宅を流失した...[記事全文

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古里に歌声で恩返し 喜多方 ミニライブに200人感動 「自分が元気もらった」

■ボーカルグループ「ル・ヴェルヴェッツ」 佐藤隆紀さん(26)  「帰ってまいりました!」。3日、喜多方市のTSUTAYA(ツタヤ)喜多方西店で開かれたボーカルグループ「Le Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)」のミニライブ。メンバーで同市出身の佐...[記事全文

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念願の新工場着工へ 「全壊」乗り越え感謝の気持ち胸に

従業員と共に新工場での再起を誓う日下部社長(右から2人目)
郡山の光自動車整備工場社長 日下部博幸さん(46)  郡山市開成の光自動車整備工場社長の日下部博幸さん(46)は、東日本大震災で被災した自宅兼工場を解体し、近くに設けた仮店舗で営業を続けている。震災から1年7カ月余り。ようやく元の場所に工場を新築する...[記事全文

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津波乗り越え新店舗 地元水産物を提供 スーパーシシド「相馬リボン店」オープン 初日から長蛇の列

開店初日でにぎわう店内の水産品販売コーナーで声を掛ける浜名店長(左)
 スーパーシシド(本社・相馬市)は東日本大震災の津波で損壊した市内原釜の相馬店の代替店舗として、市街地の市内中村に「相馬リボン店」を開設し、26日、オープンさせた。  開設第1号の相馬店を失い、2号店の亘理店(宮城県)のみで営業を続けてきた。震災から...[記事全文

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大舞台で伝統復活 郡山、若松27、28日 「全国大会」出場

双葉町のダルマ市で披露される女宝財踊り=平成22年1月10日
 復興支援を目的に27、28の両日、県内で初開催される地域伝統芸能全国大会には県内の伝統芸能を受け継ぐ54団体が集う。双葉町の女宝財(おんなほうさい)踊りを披露する前沢婦人会芸能保存会代表の半谷八重子さん(65)は「逆境でも灯は消したくない」と誓う。...[記事全文

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新企画で温泉街に活気 31日「ハロウィーン祭」

 初の岳温泉ハロウィーン祭を催し活気を取り戻そうと頑張る女性たち
■二本松市岳温泉かたかご、すみれ会 鈴木美砂子会長  二本松市岳温泉の旅館のおかみによる「かたかごの会」と観光協会の女性組織「あだたらすみれ会」は31日、「岳温泉ハロウィーン祭」を開催する。東日本大震災以来、沈滞する温泉街に"女性パワー"で活気を取り...[記事全文

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アットホームな店 再び 郡山で理髪店オープン 地域定着へ、同郷の客も

郡山市安積町に自分の店を開いた雨貝光さん(左)と妻明美さん(奥)
■富岡から避難の雨貝光さん(46)・明美さん(45)夫妻  近所の家族が気軽にやって来る、富岡町にいたときのようなアットホームな店を再び-。郡山市に避難している雨貝光さん(46)と妻明美さん(45)は9月下旬、理髪店「カット・ヒカリ」を同市安積町荒井...[記事全文

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復興祈り三匹獅子舞 仮設で2年ぶり復活

復興の願いを込めて復活した三匹獅子舞
■計画的避難区域の川俣町山木屋 遠藤政見 保存会会長77  計画的避難区域に設定された川俣町山木屋地区に400年前から伝わる三匹獅子舞が2年ぶりに復活し、7日、町内の農村広場仮設住宅広場で奉納された。「古里を取り戻そう」。本来は五穀豊穣(ほうじょう)...[記事全文

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地元川内の村民ら治療 仮設に出張、話し相手も

避難先の郡山市を拠点にカイロプラクティックを再開させた吉田正さん(右)とトシ子さん
■郡山でカイロプラクティック施術院再開 吉田正さん40・母トシ子さん66  川内村でカイロプラクティック施術院を経営していた吉田正さん(40)と母親のトシ子さん(66)は、避難先の郡山市富久山町に新しい施術院を構え、川内村などからの避難者の治療に当た...[記事全文

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撮り続ける使命胸に 写真館、あすいわきに開店 浪江の店舗被災...常連客が後押し

浪江町から持ち帰ったカメラを手にする志賀さん
■双葉出身 志賀大さん(35)  南相馬市の写真家志賀大さん(35)は避難先のいわき市に7日、写真館「photo studio DAYS」を再オープンする。東日本大震災が起きるまで浪江町で写真館を営んでいた。「元気な子どもの姿を撮影し続けたい」。新た...[記事全文

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全日本年金者組合県本部原町支部 除染で早期帰還後押し 法人設立、高齢者が力発揮

支援を受けた大量の防護服を前にする斎藤さん
 全日本年金者組合県本部原町支部は除染作業で市民の帰還を進めようと、8月に社団法人「はらまち除染テクノ」を設立した。同組合は県内に17支部あるが、除染作業を行うのは同支部が初めて。  支部長の斎藤盛男さん(63)は子どもと孫3人が相馬市に避難中。避難...[記事全文

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三匹獅子舞 歴史つなぐ 7日、2年ぶり奉納 「今年こそ」決意固く

三匹獅子舞と鬼舞をPRする大波さん(左)、安斎さん
■福島・大波の保存会会長 大波勝弘さん(70)  福島市大波の大波住吉神社に伝わる三匹獅子舞が7日、2年ぶりに奉納される。昨年は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、できなかった。五穀豊穣(ほうじょう)への祈りに復興への願いを重ね、地域の子...[記事全文

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古里へ戻る決意秘め きょう「ぎふ清流国体」開幕馬術競技出場 愛馬と共に挑む

遠く離れた古里への思いを胸に愛馬と共に国体での活躍を誓う(右から)杉本隆雄さん、葵生君、晃美さん
■杉本隆雄さん(48)晃美さん(46)葵生君(15)親子  岐阜県で29日に開幕する「ぎふ清流国体」の馬術競技に、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により南相馬市小高区から千葉県に避難している杉本隆雄さん(48)は妻晃美さん(46)、長男葵生(あ...[記事全文

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両親思い競艇選手に 実家津波被害「勝って家贈る」 90倍の難関突破

11月のデビュー戦での活躍を誓う寺島さん
■新地出身 寺島吉彦さん 26  新地町出身の寺島吉彦さん(26)=専修大、相馬高卒=は11月、競艇選手として東京都のボートレース多摩川でデビューする。選手養成学校を目指していた昨年3月、東日本大震災による津波が新地町の実家を襲った。両親が避難生活を...[記事全文

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記憶の中の故郷表現 22日から福島で個展 津波から"生還"の絵も

松川浦の風景画などを出展する阿部さん(右)と母幸子さん
■相馬市原釜で被災した画家 阿部健一さん(39)  相馬市原釜の画家阿部健一さん(39)は、津波から奇跡的に残った作品などを集めた個展「震災をのりこえた絵たち」を22日から25日まで福島市のコラッセふくしま1階で開く。東日本大震災前の記憶を刻む美しい...[記事全文

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先祖代々の味残す 道の駅に新店舗 「もったいない」妻の一言後押し

新たな店舗で再出発し、笑顔で調理場に立つ佐藤さん
■いわき・四倉のそば店「松の月」店主 佐藤光さん 48  東日本大震災による津波で全壊し、先月11日に改装オープンした、いわき市の「道の駅よつくら港」。施設内に同時に開店したそば店「松の月」が連日、にぎわっている。道の駅近くにあった店舗が津波で壊れて...[記事全文

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食文化継承、再生へ第一歩 三春に仮事務所

加工技術や食文化の継承を目指し、仮事務所を開いた協議会の関係者
■葛尾村いきいき交流促進協  東京電力福島第一原発事故による避難で活動を休止していた「葛尾村いきいき交流促進協議会」が7日、避難先の三春町鷹巣に仮事務所を開設した。農産物加工や郷土料理の継承などを再開し、避難中の村民の交流の場としても機能させる。  ...[記事全文

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にぎわい取り戻す 11月1日、再開 地域復興の後押しに

11月の再オープンが決まり、サービスの構想を練る佐久間さん
■土湯温泉の向瀧旅館  東日本大震災で被災し休業していた福島市・土湯温泉の向瀧旅館が11月1日、再オープンする。子どもからお年寄りまでにぎやかな声が響く旅館を取り戻したい-。そんな思いが常務の佐久間輝さん(37)を突き動かす。震災後、旅館16軒のうち...[記事全文

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ゴルフクラブ修理店開所 あす 郡山 苦難越え新事業挑戦 長年の趣味生かす

ゴルフクラブ修理店の準備を進める下平さん
■浪江の美容師 下平賀生さん(60)  浪江町で30年にわたって美容店を営み、現在は郡山市に住む下平賀生(よしお)さん(60)は3日、同市富久山町にゴルフクラブ修理店「へヴン」をオープンさせる。東京電力福島第一原発事故で浪江町の自宅兼店舗が警戒区域と...[記事全文

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還暦のきょう"味"再び 「周りを勇気づけたい」 都路から避難の船引で

移転新築した店でオープンに備える渡辺さん(左)。右に辰浩さん、辰二さん
■レストラン「ホットハウス」経営 渡辺辰夫さん  田村市都路町の渡辺辰夫さんは休業中のレストラン「ホットハウス」を60歳の誕生日を迎える25日、避難先の同市船引町で再開する。「都路や双葉郡の住民の憩いの場にしたい」。約1年半ぶりに調理服をまとい、還暦...[記事全文

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「世界に一着」提供 震災で店舗兼住宅「全壊」 創業50年節目に再建

新店舗でなじみ客に接客する鈴木さん(右)
■郡山の洋服仕立業 鈴木弘修さん(49)  郡山市堂前町で洋服仕立業を営む鈴木弘修(ひろのぶ)さん(49)は19日までに、東日本大震災で「全壊」と判定された店舗兼住宅を建て直し、新しいスタートを切った。一時は廃業も考えたが、なじみ客の励ましに支えられ...[記事全文

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秋祭り25年ぶり復活 10月 地域の活気取り戻す 屋外で子どもの笑顔を

秋祭りの準備を進める安川会長(左)ら役員と子ども
■郡山市富田町の向舘町内会  東京電力福島第一原発事故でダメージを受けた地域コミュニティーに活気を取り戻そう-と、郡山市富田町の向舘町内会は10月、25年ぶりに地区の秋祭りを復活させる。秋祭りで子どもが担ぐみこし2基が完成した。関係者は「祭りのにぎわ...[記事全文

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