舞台あいさつする(右から)鈴木さんと近藤監督
盲目の貧しい少女が地域社会に支えられ、夢に向かって成長していく姿を描いた映画「ふみ子の海」の全県オープニング上映会は3日、福島市の県文化センターで開かれた。今後、県内の約30市町村で上映される予定。
県社会福祉協議会、県盲人協会、福島民報社、ラジオ福島などが県上映推進委員会を組織し、県内各地での上映を呼び掛けてきた。入場料金の一部は社会福祉に役立てる。
オープニング上映会は昼と夜の2回開催し、昼の部には近藤明男監督と主人公の少女・ふみ子を演じた鈴木理子さんが駆け付けて舞台あいさつした。近藤監督は「観賞して心に残ったものを大切にしてくれることを願う」、鈴木さんは「作品から元気と勇気をもらってほしい」と来場者に呼び掛けた。推進委員会を代表して県盲人協会の柏谷勲会長があいさつした。
「ふみ子の海」は、市川信夫さんの同名小説を映画化した。昭和初期の新潟県が舞台で、実在した盲目の女性教師の少女時代がモデルとなっている。
年内は8日午後2時半と同6時半から矢祭町のユーパル矢祭、14日午後6時半から鮫川村公民館で上映する。年明け後は1月12日の福島市公演をスタートに各地で展開する。今後の日程や上映希望の問い合わせは推進委員会 電話024(531)4320へ。


