ふくしま復興大使・ふくしまからのメッセージ

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復興大使 NYの高校訪問 震災体験 広がる共感 本県の頑張りにエール

スタイベサント高でメッセージを伝える「うつくしま復興大使」の(右から)遠藤さん、緑川さん、神田さんと矢森常務

【米国ニューヨークで本社取材団】ニューヨークのスタイベサント高を18日午前(日本時間同日夜)、訪問した「うつくしま復興大使」の3人は、体験を交えて東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の思いを明かした。率直な言葉に共感が広がり、生徒から本県へのエールが相次いだ。一方、県おかあさん合唱連盟のメンバーは、19日夜(日本時間20日午前)に催される「日米合唱祭~福島から世界へ~」に向け気持ちを高めた。
 復興大使の緑川5月さん(14)=浅川町、浅川中2年=は、古里の魅力を紹介した。「3・11以前に時間が戻ればいいのにと思うことがある」と語り、本県の早期再生を望んだ。
 遠藤涼香さん(16)=いわき市、平商高2年=は津波にのまれた体験を話した。「当時のことを思い出すのは苦しいことでもあるが、しっかり語り継いでいきたい。命の重さも訴えていく」と決意を示した。
 神田武宜(たけよし)さん(52)=湯川村、湯川村・会津坂下町「人の駅・川の駅・道の駅」協議会駅長=は「アメリカの人々が早い時期に支援に動いてくれたことで多くの命が救われた」と礼を述べた。
 福島民報社の訪問団長で復興戦略本部担当の矢森真人常務が、復興大使の活動について説明した。

■県おかあさん合唱連盟と復興大使 合同夕食会で誓い新た
 うつくしま復興大使の3人と県おかあさん合唱連盟の一行は17日夜(日本時間18日午前)、宿泊先のホテルで合同の夕食会を開いた。
 合唱連盟の三宅祐子会長が「心一つに、音も一つに、みんなで心をつないで演奏したい。福島の思いを伝えましょう」と呼び掛けた。福島民報社の矢森真人常務が「素晴らしい歌声を世界に発信してほしい」とあいさつした。

■通訳や案内役で支援 喜多方出身の手代木さん
 ニューヨークに住む喜多方市出身のジャーナリスト手代木麻生さん(福島民報「ティータイム」執筆者)が、うつくしま復興大使の全行程を支援する。
 復興大使が帰国の途に就くまで、通訳や案内役を務める。現地時間17日夜、復興大使の3人や福島民報社の矢森真人常務と打ち合わせをした。
 手代木さんは「(ニューヨークでは)震災や原発事故に関心を持ち続けている人が半分、忘れてしまった人が半分」と語り、風化を防ぐためにも復興大使の活動に期待を寄せた。

■NY市役所と国連代表部へ 復興大使
 うつくしま復興大使の3人は、スタイベサント高訪問後の18日(日本時間18日深夜~19日朝)、ニューヨーク市役所と国連日本代表部を訪問する。夜には県おかあさん合唱連盟と一緒に19日の合唱祭のリハーサルに臨む。

カテゴリー:うつくしま復興大使ニューヨーク

手代木さん(中央)と打ち合わせをする「うつくしま復興大使」の(左から)緑川さん、遠藤さん、(左4人目から)神田さん、矢森常務

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