ふくしま復興大使・ふくしまからのメッセージ

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ふくしま復興大使 東北復幸祭に参加 希望あふれる未来 パリで誓う

世界に向けて本県復興のメッセージを発表する(右から)畠山さん、込堂さん、中村君。左は芳見編集局長

■ふくしま復興大使
込堂あす美さん 浪江町原町二中
中村圭佑君   いわき市平工高
畠山せえなさん 猪苗代町郡山高

 福島民報社が委嘱した「ふくしま復興大使」の込堂(こみどう)あす美さん(12)=浪江町、原町二中1年=、中村圭佑(けいすけ)君(17)=いわき市、平工高3年=、畠山せえなさん(17)=猪苗代町、郡山高3年=は8月27日から9月2日までフランス・パリを訪問した。3人は福島大が運営する復興教育プロジェクト「OECD(経済協力開発機構)東北スクール」の東北復幸祭「環」に参加。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、明るい未来を切り開いていく決意を世界に伝えた。

 ふくしま復興大使の3人は観光名所のエッフェル塔を望むシャン・ド・マルス公園で、東北復幸祭のステージに立った。
 原発事故のため浪江町から南相馬市に避難した込堂さんは、周囲の笑顔に勇気づけられてきた。これまでの避難生活を振り返り、「笑顔こそが復興の始まり。福島県を世界中のどこよりも希望であふれる場所にしたい」と訴えた。畠山さんが込堂さんのメッセージをフランス語で通訳。復興への希望が込められた一言一言に、大勢の来場者から温かい励ましの拍手が送られた。
 「ふくしまから はじめよう。」をテーマに繰り広げられた県のステージでは、OECD東北スクールのメンバーや県のマスコット「キビタン」と一緒にダンスを披露。躍動感あふれるリズムに乗り、苦境から立ち上がる姿を表現した。
 会場内には福島民報社のブースが設けられ、復興大使の3人が笑顔で来場者を迎えた。震災直後の救出活動や避難所の様子、四季折々の美しい本県の風景などを写した福島民報社の報道写真約30枚を説明し、「県民が復興に向けて立ち上がっている姿を知ってほしい」と呼び掛けた。畠山さんが友人の笑顔や花火、風力発電の風車が並ぶ郡山市の布引高原を撮影した写真も紹介した。
 ブース周辺では、多くの来場者が大使や県民を激励するメッセージを寄せた。
   ◇   ◇   ◇
 福島民報社から、訪問団長の芳見弘一編集局長をはじめ大和田晶夫広告局企画推進部長、大須賀優いわき支社報道部記者が同行した。

■25年度復興大使遠藤涼香さん セレモニーでスピーチ
 OECD東北スクールのメンバーで、平成25年度の復興大使を務めた遠藤涼香さん(17)=平商高3年=は東北復幸祭のオープニングセレモニーでスピーチした。
 遠藤さんは震災で津波にのまれた経験を語り、「1人1人に命がある奇跡を感じ、家族や友人に伝えてほしい」と訴えた。


■復興大使の活動内容
8月27日(水)・日本出発、パリ着
  29日(金)・OECD本部訪問
        ・OECD日本政府代表部訪問
  30日(土)・東北復幸祭「環」1日目
         メッセージ発表
  31日(日)・東北復幸祭「環」2日目
9月 1日(月)・パリ市庁舎訪問
        ・フランス福島の会と交流
   2日(火)・パリ出発
   3日(水)・帰国

カテゴリー:ふくしま復興大使パリ

観光名所エッフェル塔近くで開催された東北復幸祭。青い風船は津波の高さ、赤い風船は震災に負けない気持ちの強さを表している

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