ふくしま産業賞特集

福島民報社奨励賞 磐城高箸 被災地の間伐材活用

間伐材を原料にして作った箸を手に受賞を喜ぶ高橋さん(左)と従業員

 高級割り箸製造・販売を手掛ける磐城高箸社長の高橋正行さん(42)は「福島に根付いた事業として認められた証し」と受賞の感想を述べた。
 神奈川県横須賀市生まれ。林業にビジネスチャンスを感じ、いわき市で林業に携わっていた亡き祖父を慕ってIターンして平成22年に創業した。
 海外産の安価な割り箸が主流の中、当初は目を向けてもらえなかった。東日本大震災後、いわき市と宮城県栗原市、岩手県陸前高田市の杉を使った三膳セット「希望のかけ箸」を生み出し、全国の間伐材利用コンクールで入賞して販路が広がった。環境に配慮し、製造過程でごみを出さない工夫をしている。
 「県内の林業振興につなげたい」。大きな夢に向かい新たな一歩を踏み出した。

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