ふくしま産業賞特集

知事賞 大七酒造 積極的に海外進出

杜氏の佐藤さんと握手し、社員と共に受賞を喜ぶ太田さん(中央右)

 「受け継いできた大七の酒造りが評価され、本当にうれしい」。最高賞の受賞に大七酒造社長の太田英晴さん(55)は満面の笑みを見せた。杜氏(とうじ)の佐藤孝信さん(68)らと握手を交わし、集まった多くの社員と喜びをかみしめた。
 伝統的醸造法「生●(きもと)造り」で、本物の日本酒を追求し、積極的に海外市場へ進出してきた。
 太田さんの原点は、平成4年にフランスの有名なワイナリーを巡った時の体験にある。「日本の酒蔵と同規模で造っているワインは世界的に売れているのに日本酒はなぜ、無名なのか」。悔しさを感じた。
 海外への地道な営業活動を重ね、「本物を出せば、どの国でも売れる」との信念で販売ルートを開拓してきた。オランダ王室主催の晩さん会でも愛飲されるなど大七ブランドは世界に知られるようになった。
 太田さんは「受賞は大きな励み。海外展開を一層進めていきたい」と決意を示した。

※●は「配」の「己」が「元」

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