ふくしま産業賞

晴れの受賞社・団体(19) 特別賞・ゆうきの里東和 ふるさとづくり協議会(二本松) 遊休農地活用、再生 

東和産野菜を使い、漬物に加工する協議会員

 「道の駅ふくしま東和」を拠点に、耕作放棄地を再生し、野菜や果実の生産、集荷、販売をしている。農薬を控え、有機的な栽培をした野菜を「東和げんき野菜」と認定している。
 農産物の加工も手掛けている。養蚕業の衰退で荒れた桑畑を活用し「桑の葉パウダー」を開発、商品化している。桑の葉パウダーは平成26年度に「ふくしまおいしい大賞2014」を受賞している。27年11月には「桑の実生大福」も製品化した。山林の再生を目指し、キノコ栽培やウッドチップ、まき、炭の生産を進めている。
 会員の自宅を農家民宿として県内外の観光客、学生らに開放し、農家の生活を体験してもらっている。
 新規就農希望者の受け入れにも力を注ぐ。会員が首都圏などに出向いて希望者に説明する他、実際に東和地域で農業を体験してもらっている。会ができてから30人近くが移り住み、会員になった。
 武藤一夫理事長(63)は「東京電力福島第一原発事故後も諦めずに農産物を作り、売り続けて地域を活性化しようと努めてきた。認められ光栄だ。風評をいかに払拭(ふっしょく)していくかが大きな課題になる」と話している。


■メモ
▽設  立=平成17年10月
▽理事長=武藤一夫
▽従業員数=25人
▽住  所=二本松市太田字下田2の3 道の駅ふくしま東和内
▽電話番号=0243(46)2116

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第1回)

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