ふくしま産業賞特集

【特別賞】おくや(喜多方) 落花生で地域活性化

会津産落花生にこだわった豆菓子を製造販売する松崎社長(右)

 会津産落花生にこだわった豆菓子の製造販売に取り組んでいる。喜多方市や会津若松市、下郷町など会津地方10市町村の農家約90軒と栽培契約を結び、高品質な豆を仕入れている。固定価格で買い取り農家の経営安定を後押しする。
 行商業として創業し、当初は配達や農産物の卸売り、服飾販売など幅広い業態を手掛けた。平成16年ごろ、豆菓子の製造販売専門に切り替え、県内の観光地を中心に商品を出荷していた。22年、地元にも会津産落花生の魅力を知ってほしい-との思いから喜多方市中心部に「おくやピーナッツ工場」をオープンさせた。常時約20種類の豆菓子が並ぶ。28年には地元の醸造会社などと連携し、落花生や黒豆を使った納豆を売りだした。
 落花生の殻は全て手むきをしている。冬場の内職として会津地方の障害者施設16カ所に依頼している。手むきは機械に比べ傷が少なく、豆の油分も保たれるという。25年に会津養護学校生一人を新規雇用するなど、企業の社会的責任(CSR)活動にも力を入れている。
 社是は「未来に豆蒔(ま)くあったか仕事」。松崎健太郎社長(41)は「落花生を通じ地域活性化に役立ち、住民や従業員を幸せにしたい」との夢に向けてまい進している。

■メモ
▽創  業=平成9年4月
▽社  長=松崎健太郎
▽従業員数=14人
▽住  所=喜多方市字長面3074の13
▽電話番号=0241(25)7915

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第2回)

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