ふくしま産業賞

【特別賞】NPO法人ふくしま飛行協会(福島) 農道空港 活用広げる

協会が管理するふくしまスカイパークの機体展示場で開かれたスカイスポーツ教室。室屋選手の航空文化普及活動を支えている

 航空文化の普及を目的に斎藤喜章理事長(65)ら有志が2002(平成14)年に設立した。2006年度に福島市の農道空港「ふくしまスカイパーク」の指定管理者になり、利用が伸び悩んでいた同空港の抜本的な改革に取り組んできた。

 採算割れしていた農産物の空輸事業を休止し、「ふくしまスカイアグリ・農業きぼう祭」や紙飛行機大会など航空イベントを中心に多面的活用に転換した。恵まれた立地条件を生かし、赤字が続いていた農道空港をよみがえらせた。

 東日本大震災の際は、民間ヘリコプターの中継基地として活用された。2014年には日本・スイス国交樹立150周年を記念した事業を開催し、民間レベルでスイスとの交流を深めている。海外向けの本県プロモーション動画「ジュエリーふくしま」を作り、福島の魅力を伝えている。

 設立メンバーで、農道空港を拠点に技術を磨いている福島市在住のエアレースパイロット・室屋義秀選手(44)は昨年のレッドブル・エアレースでアジア人初の総合優勝を成し遂げた。

 斎藤理事長は「施設の活用が地域再生につながるとの信念で活動している。今後も幅広い活動で福島を盛り上げていく」と語った。


■メモ
▽設  立=2002(平成14)年
▽理事長=斎藤喜章
▽従業員数=5人
▽住  所=福島市大笹生字苧畑169
▽電話番号=024(563)6589

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第3回)

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