ふくしま産業賞

【特別賞】光大産業(本宮) 木製品を世界で販売

社員の作業を見守る根本社長(中央)

 国産材を主な資材とした家庭用木製品の企画・製造から販売・出荷までを一貫して手掛けている。欧米の需要に合ったヒノキのまな板や開閉式ワインラックを開発。世界に活路を見いだしている。

 全国のホームセンターとの取引を中心に社業を発展させてきたが、東京電力福島第一原発事故の影響で木材が風評被害に直面したことを機に西日本での取扱量が激減。緊急の経営対策として海外での販路開拓に積極的に取り組んできた。

 2012(平成24)年1月、米国ニューヨークのギフトショーに初出展し、ヒノキ製品に手応えをつかんだ。日本貿易振興機構(ジェトロ)の市場調査を基に需要が高い海外向けまな板を商品化。シカゴの展示会などに出展を重ね、2014年2月に北米市場向けのコンテナ輸出を実現した。現在は欧州でも販売している。

 さらに世界のワイン市場を見据え、これまでなかった開閉式ワインラックを開発した。ワインの収納本数を変えることが可能で利便性が高い。日本と北米、欧州連合(EU)圏で意匠登録した。今年から本格的に海外での販売を始める。根本昌明社長(60)は「品質の確かな商品であれば世界が認め、市場で勝負できる。これからも積極的に販路を広げたい」と意欲を見せている。


■メモ
▽設  立=1972(昭和47)年
▽社  長=根本昌明
▽従業員数=41人
▽住  所=本宮市本宮字作田台68の1
▽電話番号=0243(33)5381

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第3回)

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