ふくしま産業賞

【特別賞】福島ガイナックス(三春) アニメ文化浸透に力

アニメーションの原画を作成するアニメーター

 東日本大震災後に廃校となった三春町の旧桜中に2015(平成27)年、日本初のアニメミュージアム「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」をオープンした。アニメ制作や企画を通し、県民になじみの薄かったアニメ文化の浸透を目指している。

 県が震災5年を機に制作した「みらいへの手紙〜この道の途中から」をはじめ、市町村や企業のプロモーションアニメを手掛け、宣伝・広報分野の一翼を担っている。イベントでは県内全域を巻き込んだ文化祭「マジカル福島」やアニメ上映会、トークショー、コスプレなど多彩な企画を展開している。

 ミュージアムでは常設展「アニメ作法展」で作品制作の流れを紹介するほか、「弱虫ペダル原画展」「近藤喜文展」などの特別展を企画している。パラパラ漫画やトレース体験ができるワークショップも開催し、将来の夢を考える場を提供している。

 新たなアニメ制作の他、完成作品の宣伝にも力を注いでいく。浅尾芳宣社長(49)は「県内に足を運んでもらえるよう作品を手掛けてきた。福島県から海外に直接発信できる媒体の特長を生かしたい」と展望を語る。


■メモ
▽設  立=2014(平成26)年11月
▽社  長=浅尾芳宣
▽従業員数=28人
▽住  所=三春町鷹巣字瀬山213
▽電話番号=0247(61)6341

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第3回)

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