ふくしま産業賞

【特別賞】ももがある(福島) 完熟モモでスイーツ

モモのおいしさを発信する斎藤代表(右から2人目)ら

 規格外の県産モモを活用したスイーツを開発し、福島市田沢の店舗で販売している。デリケートなモモは出荷基準が厳しく、完熟してしまっては出荷できない。「完熟したモモが一番おいしいのに、もったいない」という思いから、2016(平成28)年に創業した。

 モモを真空冷凍した「ももふる」が人気商品だ。本来の味、香り、食感を残したまま加工しており、1年中いつでも「生」に近いモモを味わえる。素材の良さを生かすため、添加物は使用せず着色もしない。旬以外の時期の需要を増やしたいと開発した。

 7人の従業員は全員女性で、一つ一つ丁寧に手作りしている。10代から70代まで幅広い世代が働く。勤務時間を柔軟に調整。それぞれの生活スタイルに沿った働き方ができる職場づくりを進め、女性の社会進出を後押ししている。

 若い世代に地元の特産品の現状を知ってもらうため、小学校や大学と連携した取り組みも展開している。小学生を対象に商品化までの過程を学ぶ体験授業を行い、大学生に味や香りを評価してもらっている。

 海外展開を視野に入れている。斎藤由芙子代表(38)は「福島のモモは世界一おいしい。多くの人に食べてもらい、全国、世界においしさを周知したい」と挑戦を続ける。


■メモ
▽設  立=2016(平成28)年3月
▽代  表=斎藤由芙子
▽従業員数=7人
▽住  所=福島市田沢字木曽内前6の8
▽電話番号=024(547)3888

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第3回)

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