ふくしま産業賞

【特別賞】荒川産業(喜多方) 再生資源価値高める

従業員と資源の加工について話す荒川社長(右)

 スクラップした金属、古紙など各種再生資源の回収、加工、販売や廃棄物処理などを行い、地域で発生する有形無形の資源の価値を高めている。

 創業当初から時代の変化に合わせて事業内容を変えてきた。2004(平成16)年に古新聞、段ボール、空き缶などの資源ごみを24時間365日、回収を受け入れる無人資源物回収拠点「アマルクリサイクルボックス」を常設した。現在は県内7カ所で展開している。

 回収した資源を加工・販売した収益金の一部は子ども育成会や小中学校のPTAなど資源回収をしている団体に還元している。古紙コンテナパーク基金を設け、地域活動に熱心に取り組む団体に助成している。

 障害者の仕事場を増やそうと障害者施設と企業のマッチングにも取り組んでいる。障害者の就労継続支援施設「ステップボード」ではリサイクル作業の業務を委託している。

 1994年にはリサイクルの重要性や環境問題について理解を深めてもらう施設「リサイクルミュージアムくるりんこ」を本社3階につくった。市内の小学4年生を中心に県内外から約1万5千人が来場している。

 荒川健吉社長(39)は「地域の人に理解してもらいここまでこれた。今後も共に成長し資源を有効活用していきたい」と話している。


■メモ
▽創  業=1893(明治26)年
▽社  長=荒川健吉
▽従業員数=100人
▽住  所=喜多方市字屋敷免3960
▽電話番号=0241(21)1511

カテゴリー:晴れの受賞社・団体(第3回)

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