ふくしま産業賞

学生奨励賞 桜の聖母短大(福島)生活科学科食物栄養専攻 スーパーと弁当考案

オリジナル弁当を考案、販売している学科生ら

 福島市に本社を置くスーパー「いちい」と連携し、二〇一四(平成二十六)年から弁当を考案、販売している。県産食材の安全性や郷土料理の魅力を伝えるのが狙いだ。春と秋にそれぞれ二種類が商品化され、これまで二十二種類、計約四万食分が店頭に並んだ。

 木下ゆり准教授(46)の指導の下、学生がメニューを考え栄養価を計算する。いちいの担当者にプレゼンテーションして、採用された班のアイデアが商品化され、いちい全十三店舗で限定販売される。構想、試作の段階から約二カ月かかるという。旬の食材を使った料理や、イカニンジンなど古里の味が詰まっている。

 学生がメニューを決める上で大事にしているのは「県民の健康」だ。塩分や野菜摂取量などの栄養価計算を繰り返し、適正量に調整する。弁当のパッケージには成分を表示し、食べる人が体に気を使うよう工夫している。二〇一六年に郡山市で開かれた食育推進全国大会会場では約八百食を販売した。来場者に県産食材のおいしさをアピールし、「ふくしまブランド」の発信に一役買った。

 菅野光帆(みほ)さん(20)=二年=と影山理花子さん(19)=二年=は二〇一八年度の秋弁当が商品化された班のリーダーを共に務めた。「今後も食を通じて、古里・福島を盛り上げる活動を続けていきたい」と張り切っている。


   ◆食物栄養専攻◆
▽設立=1968(昭和43)年4月
▽代表学生=菅野光帆、
影山理花子
▽学生数=78人
▽住所=福島市花園町3の6(学校)
▽電話番号=024(534)7137(学校)

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