ふくしま産業賞

学生奨励賞 会津大(会津若松)Openapplab農業IoTチーム

農業に役立つセンサーやシステムを開発するメンバー

 農家のビニールハウス内の環境を調査するセンサー、情報を集積・発信するシステムを開発した。土の上にセンサーを置き、温度や湿度、土壌水分量、二酸化炭素濃度、日照度を測定し、情報をサーバーに集積する。集めたデータをパソコンやスマートフォンで表示する仕組みだ。

 ミニトマトやホウレンソウを栽培している会津若松市の長尾農園から開発依頼を受け、市内の情報通信技術(ICT)企業エヌ・エス・シーと協力して完成させた。農家の負担軽減を図り、離れた場所にいてもパソコンやスマートフォンでビニールハウス内の状態を確認できるようにした。数値を読み上げる機器も製作した。二〇一八(平成三十)年の夏から長尾農園のビニールハウス内にセンサーを設置し、モデル事業を始めた。

 チームリーダーを務めている芳賀史都(ふみと)さん(20)=三年=は祖父母がキュウリ農家を営んでいた。大学で専攻しているコンピューター理工分野の知識を農家のために役立てたいと考え、長尾農園やエヌ・エス・シー、会津大教員と学生の力を合わせて開発に取り組んできた。

 将来的にはセンサーやシステムの販売を目指している。芳賀さんは「開発した技術を生かし、農業に限らずさまざまな分野の企業を支えていきたい」と目標を掲げる。


    ◆Iotチーム◆
▽設立=2018(平成30)年4月
▽チームリーダー=芳賀史都
▽メンバー=12人
▽住所=会津若松市一箕町鶴賀上居合90  LICTiA(リクティア)内
▽電話番号=0242(37)2533

カテゴリー:学生部門

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