市町村対抗軟式野球大会

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悲願の初勝利 只見終盤に猛攻 二本松 反撃機生かせず

【二本松市-只見町】コールド勝ちで、大会初勝利にベンチを飛び出し喜ぶ只見町ナイン

■只見7―0二本松
 【評】終盤に追加点を加えた只見が二本松にコールド勝ちした。只見は一回無死で1番長谷部貴が四球で出塁。安打と暴投などで1点を先制した。五回無死満塁から長谷川の右中間三塁打、渡部智の左前打で4点を加えて突き放し、六回にも2点を追加した。二本松は五回に高橋直の左前打から2死三塁としたがあと一本が出なかった。

 ★森一球審(二本松市-只見町) 初回に暴投で得点した只見町が流れをつかんだ。両チームとも実力は同じだった。

■「一致団結」に満足げな主将 二本松の安斎
 二本松市の主将安斎徳明は「最初は緊張していたが雰囲気よく野球をすることができた」とすっきりとした表情で振り返った。只見の先発鈴木卓の変化球がうまく決まっていたため、外角の直球に狙い球を定めることをチームで確認した。試合には敗れたが「一致団結して楽しく野球ができた」と満足そうだった。

■昨夏、町が豪雨被害... 吉報届ける
 コールドゲームが決まると只見町ナインはベンチを飛び出し歓喜に包まれた。吉津健監督は「昨夏の豪雨で大きな被害を受けた只見町民に初勝利を報告できる」と声を弾ませた。
 第1回大会から数えて6度目の初勝利への挑戦だった。対戦相手の二本松市は2年前に0-1で惜敗していた。試合前のミーティングで吉津監督が「今までやってきたことを信じよう」と選手を鼓舞した。
 試合は一回に先制点を奪ったものの、四回まで1-0の緊迫した展開。五回裏、2連続安打と死球で無死満塁、4番長谷川進野は「予想していた」と内寄りの変化球をたたくと、右中間に試合を決定づける走者一掃の三塁打となった。
 長谷川は只見中卒で三菱ふそうや東芝で都市対抗野球大会優勝を経験している実力者。一昨年秋に引退したが、小学校時代にスキーなどを教えてくれた吉津監督から依頼されて出場を決めた。2長打5打点と大活躍し、「次の試合も出場して勝利に貢献したい」と意欲を見せた。

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