市町村対抗軟式野球大会

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石川投手戦制す 広野 5安打実らず

広野町打線を0点に抑えた石川町の鶴渕

■石川1-0広野
 【評】緊迫した投手戦は石川に軍配が上がった。石川は四回、1死二塁で鹿岡が左越えの二塁打を放ち1点を先制した。主戦の鶴渕は緩急をつけた的を絞らせない好投で零封した。広野は5安打を放ったが、散発であと一本が出なかった。

 ★小野公男球審(石川町-広野町) 見応えのある投手戦だった。石川町の隙を見逃さない打撃が光った。

■学法石川OB2人投打けん引 石川 エース鶴渕と殊勲打の鹿岡
 石川町の主戦鶴渕将は「90点の出来栄え。コントロールが良かった」と完封勝利に笑顔を見せた。120キロ台後半の伸びのある直球にスライダーを織り交ぜ、広野町打線を翻弄(ほんろう)した。高校時代は、学法石川高の投手として甲子園のマウンドに登ったこともある本格派。「最近は市町村対抗野球以外では投げる機会がない」と話すが、走者を背負っても落ち着いた投球を披露し、エースの風格を見せた。
 四回に殊勲の二塁打を放った鹿岡孝史は同高野球部で鶴渕の2年後輩だった。「鶴渕先輩が力投していたので、何としても打ちたかった」。甘く入ったど真ん中の直球を見逃さずに思い切り振り抜いた打球は、左翼手の頭を越えて決勝点を生んだ。
 石川町は昨年ベスト16。名門校出身の投打のヒーロー2人は「目標はベスト8。もっと勝ち進んで上位に食い込みたい」と声をそろえた。

■復興のため一丸で挑む 広野ナイン
 広野町の選手は「町の復興のために」と心一つに戦ったが、打線がつながらず惜しくも敗れた。2年ぶりに町内での練習を再開し、週末には連係プレーなどに汗を流した。2安打を放った鈴木祐也は「来年は接戦で負けないよう練習に取り組む」と再起を誓った。

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