市町村対抗軟式野球大会

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小野、楢葉を零封

【楢葉町ー小野町】3回裏、小野町無死三塁、渡辺裕が先制の中前打を放つ

■小野1-0楢葉
 【評】息詰まる投手戦を小野が制した。小野は三回、大和田が中越えの三塁打で出塁。続く渡辺裕が中前打を放ち1点を先制。投げては主戦の宇佐美が要所を締める投球で零封した。楢葉は打線がつながらず、好機を生かせなかった。

 ★牧野良一球審(楢葉町-小野町) 両チームとも投手の制球が素晴らしかった。小野はワンチャンスを逃さなかった。

■「平常心で」好投 笑顔の完封勝ち 小野の宇佐美
 小野町の主戦宇佐美弘は「平常心で投げられた」と完封勝利に胸を張った。直球をコーナーに集めて的を絞らせなかった。5安打はされたが「連打されないよう気持ちを切り替えた」という。笑顔が絶えない明るいチームで「楽しい野球」がモットー。「このチームで長く戦いたい」と次を見据えた。

■苦境バネに結束勝利へあと一歩 楢葉ナイン
 楢葉町は二回から五回まで毎回得点機に走者を進めるなど攻め立てたが一歩及ばなかった。坂本貴志監督は「チャンスで一本が出なかった」と悔やんだ。
 町のほとんどが避難指示解除準備区域に指定されているため、選手は県内外で避難生活を余儀なくされている。合同練習は4回と十分ではなかったが、粘りの投球を見せる先発紺野弘行をたびたび好守で支えた。坂本監督は「ベストメンバーを組めない中で、選手は力を出してくれた」とねぎらった。
 東日本大震災による津波で自宅を流され野球道具を失った若松伸吾は仲間から贈られたアンダーウエアを身に着けベンチから声を出し続けた。「野球を続けられているのは仲間のおかげ。来年の大会こそはチームに貢献する」と気持ちを高ぶらせていた。

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