市町村対抗軟式野球大会

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湯川、投手力で勝る 新地、初戦で涙

【湯川村-新地町】3回表、湯川村1死三塁、大堀が右前打を放つ

■湯川 4-2 新地
 【評】投手力で勝る湯川が新地との接戦を制した。湯川は初回、大堀の三塁打などから2点を先制。三回と五回にも相手守備の乱れに乗じ、大堀の二塁打などで1点ずつ加点した。新地は二回と五回に1点ずつ返して詰め寄ったが、湯川の先発斎藤賢の巧投の前に打線がつながらなかった。

 ★遠藤文郎球審(湯川村-新地町) 湯川村の投手は球速はないが制球が良く、新地町の打線が攻め切れなかった。

■直球を狙い3安打の活躍 湯川の大堀
 3安打の活躍を見せた湯川村の大堀道生はストライクゾーンの直球を狙い、思い切り振り抜いた。五回の打席では1球目から狙い打ちして長打につなげた。次の試合は強豪・郡山市。「機動力などを改善して、好機で確実に得点して勝ちたい」と闘志を燃やしていた。

■震災犠牲者へ闘志のプレー 新地
 昨年に続く初戦突破を目指した新地町だったが湯川村にあと一歩届かず涙をのんだ。加藤直樹監督は「好機に一本が出なかった。ただ、選手はチームワーク良く粘り強く戦ってくれた」とねぎらった。
 一回に、いきなり2点を奪われたが、選手は6月から取り組んできた練習の成果を発揮した。二回に8番伊藤貴祥が1点を返す中前打。五回1死二塁の場面では、9番荒幸二の二ゴロの間に、二走遠藤生史が一気に本塁を突く好走塁を見せた。
 東日本大震災による津波でメンバーの半数近くが被害を受け、避難生活を送る選手も多い。津波で母・和子さんを失った主将の寺島一宏は「毎年、母が応援に来てくれた特別な思いのある大会」と闘志あふれるプレーでチームを引っ張った。
 30日には、新地町民野球場で金田正一さんや遠藤一彦さん(学法石川高卒)らプロ野球OBが参加するドリームチームとの対戦が予定されている。寺島は「一生懸命プレーし、町を盛り上げたい」と前を見据えた。

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