福島ユナイテッドFC

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JFLへの道(上) 心技体大きく成長

 東北社会人サッカーリーグ1部の福島ユナイテッドFCは日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指し、16日から郡山市で全国地域リーグ決勝大会に臨む。数々の苦難を乗り越えたイレブンは、3度目の挑戦で悲願達成を誓う。これまでのチームの歩みを振り返る。

 東北社会人リーグ1部を制し3年連続で決勝大会に挑戦するユナイテッドだが、これまでの道のりは決して平たんではなかった。

 昨季までコーチ兼選手だった時崎悠が監督に就任し、新戦力も加わり選手層は厚みが増した。ところがリーグ前半戦でグルージャ盛岡に完封負けし、早くも優勝に黄色信号がともった。時崎監督は「チームの方向性を信じられなくなった選手もいた」と当時を振り返った。

 その後、選手は「JFL昇格」に向けて一致団結し、徐々に結果が伴ってきた。連戦続きの夏場を30人全員で乗り切り、技術と体力、精神面で大きく成長した。

 昨年までの練習場が芝の張り替えなどで使えず、練習場所を会津若松市や宮城、山形の両県などに求める苦労もあったが、グルージャ盛岡とのリーグ最終戦でエースのFW小林康剛が決勝点を挙げ、優勝をつかみ取った。天皇杯ではJリーグチームを2度撃破し、全国社会人選手権大会で準優勝するなど、チームの勢いは過去最高の結果となって現れた。

 ユナイテッドはまだ、決勝大会1次ラウンドを突破したことがない。時崎監督は「一昨年は初出場で地に足がつかないまま終わった。昨年は選手が足りず、連戦に耐えきれなかった」と分析する。その上で「選手がタフになった今年はこれまでとは違う」と自信をのぞかせた。小林は今年の決勝大会を「今後のサッカー人生を左右する戦い」と位置付け、気持ちを高める。リーグ戦アシスト王のMF金功青も「俺たちはまだ何も成し遂げていない」と決戦に向け、闘志を燃やしている。

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