福島ユナイテッドFC

  • Check

湘南と選手交流、事業協力 福島UにJの援軍

 JFL昇格を果たした福島ユナイテッドFCは、J1の湘南ベルマーレの強力な後ろ盾を得て来季のリーグ戦に挑む。17日、ベルマーレのホームスタジアムがある神奈川県平塚市で、両クラブの幹部が記者会見し、選手・指導者の人的交流やクラブ運営支援など具体策を発表した。

 提携は選手や指導者の人的交流やジュニア世代の育成強化、営業面での連携が柱。福島ユナイテッドの時崎悠監督(33)が現役時代にベルマーレに所属していたこともあり、提携が実現した。

 人的交流では、既に今季ベルマーレに加入するMF白井康介選手(18)が1年間の期限付きで福島ユナイテッドに移籍することが決まっており、今後の交流も検討する。ユナイテッドは即戦力の加入で戦力を増強できる。ベルマーレにとってもチームの将来を担う選手を早い段階から実戦の場に出せるメリットがある。

 ジュニア世代の育成強化に向けては、ベルマーレの高校生育成チームに、ユナイテッドの中学生向け教室から入る道が開かれる。ユナイテッドは高校生育成チームを持たない。さらにスカウト能力や若手選手育成に定評があるベルマーレとノウハウ、情報を共有することで、ユナイテッドは新戦力を効果的に獲得できるようになる。

 営業面では、互いにスポンサーを紹介し合ったり、一つの企業が両クラブのスポンサーになったりすることを想定しており、収入増につなげたい考えだ。

 記者会見で湘南ベルマーレの真壁潔社長(50)は「互いにメリットがある良好な関係を築き、Jリーグ入りを目指すユナイテッドの力になりたい」と話した。ユナイテッドを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長(40)は「地方クラブのあるべき姿に一石を投じる提携だ。震災や原発事故の爪痕が残る中、本県復興のシンボルとなるべく進み続ける」と力強く語った。

 28日からは平塚市のベルマーレの練習場でユナイテッドの選手が約1週間の合宿を行う。

※湘南ベルマーレ 昭和43年に藤和不動産サッカー部として誕生した。フジタ工業サッカー部、ベルマーレ平塚と名称を変え、平成6年にJリーグ入りした。元日本代表の中田英寿さんらを輩出したが、その後、J2降格も経験した。12年から現在の名称でホームタウンを平塚市から近隣の7市3町に拡大。今季J2で2位となり、J1に再昇格した。

福島ユナイテッドFCの最新記事

>> 一覧
当サイトの福島ユナイテッドFCのチームロゴ、チームエンブレムは、
(株)AC福島ユナイテッドの許諾を得て使用しています。
記事・写真・イラストの無断掲載・転用を禁じます。
Copyright©福島民報社