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福島U J3へ前進 リーグ準加盟承認 県内初、夢実現に期待

福島ユナイテッドFCの準加盟承認を発表する大河理事(左)ら

 日本フットボールリーグ(JFL)の福島ユナイテッドFCのJリーグ準加盟が承認された。Jリーグが17日、東京都内で記者会見し、発表した。県内クラブの承認は初めて。来季発足するJ3入りを目指している福島Uにとって準加盟はその前提条件で、悲願達成に大きく近づいた。今季からJFLに昇格し、被災地の希望を背負い全国の強豪と戦っているチームに、関係者からは期待の声が上がった。
 「震災からの復興の象徴として福島だけでなく、日本を元気にしてほしい」。Jリーグの理事会後に開かれた記者会見では、大東和美チェアマンのコメントが発表された。会見に臨んだ大河正明理事も「震災から立ち直って活躍し、地元も盛り上がっていることを評価したい。審査の結果、福島にJリーグのクラブができることに期待する」と語った。
 6月の福島Uの準加盟申請を受け、Jリーグは8月、本拠地を置く福島市内の施設を視察し、県や市の関係者から支援体制などについて聞き取り調査をした。組織運営の体制や行政の強力な支援、経営体質の健全性などを総合的に評価した。
 J3はJ1、J2に次ぐ3番目のリーグとして誕生する。Jリーグに加盟していないクラブがJ3に入るには、事前にJリーグ準加盟の承認を受けることが条件。準加盟は、この日、承認された福島Uを含む7クラブと、既に決まっていた9クラブの合わせて16クラブとなった。12クラブでスタートするJ3には若手選抜が加わる方向で、16クラブが残り11枠を争う。
 福島UがJ3に参加するには、今後、スタジアムとライセンスの両審査に合格した上で、承認を受ける必要がある。11月のJリーグの理事会で可否が決まる見通しだ。
 在籍期間が7年と最も長いFW時崎塁選手(30)は「来季J3で戦えると信じ、残りの試合で全勝を目指す」と力を込めた。県サッカー協会の桜岡祐一会長(70)は県内初のJリーグ準加盟に「やっとここまで来たかと感慨深い。J3参加に向け、協会としても支援したい」と約束した。

■県、ホーム戦実施に協力 スポンサーも決定
 福島Uが来季からのホームスタジアムに想定している福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)を所有する県は17日、福島Uのホーム戦のうち80%以上を同競技場で行うことを認め、関係書類をJリーグに送付した。

 J3の参加要件にはホームスタジアムでの80%以上実施が掲げられている。しかし、同競技場は陸上など各種競技で使用が想定されるため、ホームゲーム数を確保できるかが最大の課題だった。

 一方、経営面でも追い風が吹く。今季終盤の現在まで決まらなかったユニホームの胸スポンサーが17日までに、東京のコンタクトレンズメーカー「アイレ」に決定した。

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