福島ユナイテッドFC

  • Check

横浜F・マリノスのコーチ 小坂雄樹さん(福島市出身)に聞く サッカー天皇杯優勝 逆境を力に変えて

 サッカーの天皇杯全日本選手権で優勝を果たしたJ1の横浜F・マリノスのコーチ小坂雄樹さん(福島市出身)は16日、福島民報社のインタビューに応じ、チームの現状や、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に被災した県内でサッカーをする選手への思いを語った。

 ―昨シーズンは惜しくも9年ぶりのJ1制覇を逃したが、天皇杯で21大会ぶりに優勝し、底力を見せつけた。

 「昨シーズンも前評判は良くなかった。チームの基盤をつくり直した成果が出てリーグ戦は5連勝で良いスタートを切り、最後まで優勝争いをできる位置を保てた。日本代表や海外チームで活躍し、経験豊富な選手が多いため、周囲の声に惑わされることなく、安定して力を出し切ることができた」
 ―今シーズンに向けた抱負は。

 「実力ある選手が加入する。従来の選手と融合させ、選手がしっかり力を発揮できれば結果はついてくるはず。そのために妥協しないで納得のいく仕事をする。今年こそはリーグ戦で優勝して喜ぶ選手の顔が見たい」
 ―コーチとしての役割も重要になる。

 「監督と選手のパイプ役。選手のプレーなどからチームの状況を分析し、監督に対応を提案するとともに、選手の考えを監督に伝える。守備や攻撃に関する監督の戦術を映像化して選手に浸透させている。コーチは他にも複数おり、相手チームの分析や体力の状態づくりなどの仕事を分担している」
 ―県内でサッカーをする選手や指導者へのメッセージは。

 「富岡高サッカー部や福島ユナイテッドFCをはじめ、逆境の中でそれを力に変えて取り組む選手らの姿勢はいつも刺激になる。すぐに結果は出なくても、諦めずに続ければ必ず今後の力になる。自分たちも決して諦めない姿を見せ続けることで、県内の子どもたちに何かを感じてもらえればうれしい」

 こさか・ゆうき 福島市出身。福島東高、東洋大卒。筑波大大学院でサッカーのコーチ学を学んだ後、平成16年から横浜F・マリノスのコーチを務めている。福島東高時代には、ふくしま国体に出場した。36歳。

カテゴリー:公式戦 試合結果

「公式戦 試合結果」の最新記事

>> 一覧

福島ユナイテッドFCの最新記事

>> 一覧
当サイトの福島ユナイテッドFCのチームロゴ、チームエンブレムは、
(株)AC福島ユナイテッドの許諾を得て使用しています。
記事・写真・イラストの無断掲載・転用を禁じます。
Copyright©福島民報社