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熱いプレー復興共に 福島U 栗原圭介新監督 会見で決意

J3での飛躍を誓い握手を交わす(右から)竹鼻GM、栗原新監督、鈴木代表

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向かう県民を熱いプレーで励ます−。今季、サッカー・J3に入る福島ユナイテッドFC(福島U)の栗原圭介新監督(40)は8日、福島市で記者会見し、指揮官としての決意を語った。Jリーグ選手として得た経験と技術を全て福島Uにつぎ込む。「福島再生を後押しするというチームの誓いを継承する」と約束した。

 栗原新監督は福島Uのロゴマークが入った赤いネクタイで会見に臨んだ。「チームのために全身全霊を尽くす。県民と共に飛躍したい」。震災と原発事故で苦しむ県民をサッカーの力で元気にしたいとの思いが、言葉ににじんだ。


■神戸の経験生かす

 阪神大震災で被災した神戸市のヴィッセル神戸で選手やサッカー教室のコーチ、U15(15歳以下)の監督を務めた。同じ被災地の本県に特別な感情を抱いていたという。福島Uの監督就任を打診された後、時崎悠前監督(34)から本県復興への思いと「プレーで福島をもり立てる」というチームの誓いを聞いた。J2湘南ベルマーレで一緒に戦った後輩の情熱に感動し、監督を引き受けた。

 昨季、福島Uは日本フットボールリーグ(JFL)で14位と低迷した。「上位と互角以上に戦えるチームをつくる」と強調した。現役時代から貫いてきた攻守にわたって主導権を握るプレースタイルを、選手に浸透させる考えだ。

 会見に同席した、福島Uを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人代表(41)は「福島に新たな旋風を巻き起こしてほしい」と期待した。栗原新監督を湘南時代から知る福島Uの竹鼻快ゼネラルマネジャー(GM)=(37)=は「力を存分に発揮できるようサポートする」と語った。


■「チームに新風を」 サポーター代表が期待
 福島Uサポーター代表の草野貴也さん(36)は栗原新監督について、「神戸ユースの監督時代は選手、サポーターから人気があったと聞いている。時崎前監督のアグレッシブな戦術を継承しつつ、チームに新風を吹き込んでほしい」と求めた。


■湘南から4人期限付き移籍 選手層厚く
 福島Uには今季、提携先の湘南からFW河野諒祐(19)、FW田村翔太(18)、MF猪狩佑貴(25)、DF村岡拓哉(23)の四選手が1年間の期限付きで移籍する。竹鼻GMは「選手層が厚くなった」と評価している。

 昨季、得点メーカーとして活躍したFW吉浜遼平(21)、MF白井康介(19)の2選手は湘南に戻った。四選手のほかにも今後、他チームから選手を期限付きで獲得しチーム力向上を図る。

 昨季は試合終了間際に得点される場面が目立っただけに、精神面の強化にも力を入れていく。

 福島Uは16日、福島市の16沼公園で今季の練習を始める。

 栗原圭介(くりはら・けいすけ) 東京都出身。桐蔭学園高、駒沢大卒。平成8年から21年まで選手としてヴェルディ川崎、湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟、ヴィッセル神戸などのチームに所属しJリーグで活躍した。ヴィッセル神戸スクールコーチを経て、昨年はヴィッセル神戸伊丹U15監督を務めた。昨年3月、J3監督に必要なS級コーチライセンスを取得。Jリーグでの指揮は今回が初めてとなる。

カテゴリー:公式戦 試合結果

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