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波打つ赤いスタンド 福島Uホーム開幕戦 雨中、熱く応援

福島Uイレブンにスタンドから大きな声援を送るサポーター

 ファンの大声援が、激しい雨の中で死力を尽くして戦う福島ユナイテッドFC(福島U)のイレブンをもり立てた。16日、福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で行われたサッカーJ3のホーム開幕戦。選手が敵陣に駆け上がるたび、福島Uのチームカラーの赤に埋め尽くされた観客席は大いに沸いた。サポーターは「次こそ必ず勝利を手にして」と期待した。


 福島Uを応援するスタンドには、東京電力福島第一原発事故で避難生活を送る県民の姿があった。二本松市の借り上げ住宅で暮らす浪江町の無職原田修造さん(63)は観客席の最前列に陣取り、福島Uの紋章が描かれた大旗を降って選手を鼓舞した。試合後、「不安な生活が続いているが、選手の熱いプレーにいつも励まされている。ずっと応援し続けるので、県民に元気と勇気を与えてほしい」と言葉に力を込めた。
 2年前から福島Uを応援している福島市の大学生坂上明恵さん(21)は「ゴール前に攻め込んだのに得点を奪えない。惜しい場面がたくさんあった」と悔しそうな表情を浮かべた。県内で行われる福島Uの試合は、可能な限り観戦に出掛けている。「次は勝ってほしい」と祈った。
 大玉村の大玉FCスポ少の藤田航芽君(10)=大山小4年=は「失敗を恐れず積極的なプレーをしている。Jリーグのプレーはすごい...」と大興奮。「将来はプロになって福島Uで活躍したい」と笑顔を見せた。
 会津若松市から駆け付けた会社役員星野信人さん(53)は、会場の一体感を肌で感じながら応援した。「福島Uを通して県民の気持ちが1つになれる」と、ホーム戦の雰囲気を存分に楽しんでいた。
 県サッカー協会の桜岡祐一会長(71)は「県内にJリーグのクラブが誕生することを願ってきた。感無量だ。サッカーに励む子どもたちの目標になるよう、常に上を目指して頑張ってほしい」と訴えた。

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