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福島Uホーム初勝利遠く 「100%以上の力を出し切らなければ...」 失点防げず零敗

【福島ユナイテッドFC-ツエーゲン金沢】後半ロスタイム、右サイドからのクロスに福島U・時崎(右から3人目)が合わせようとするが届かず

 J3は29日、各地で第9節6試合が行われた。12チーム中11位の福島ユナイテッドFC(福島U)は福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で2位のツエーゲン金沢と対戦し0―1で敗れた。福島Uは開幕からホーム戦で5連敗。1勝2分け6敗で勝ち点は5、順位は11位のまま。次節は5月4日午後3時から沖縄県の沖縄市陸上競技場で8位のFC琉球と対戦する。

とうスタ
福島U0(0―0) 1 金 沢
    (0―1)
勝ち点5        勝ち点20

▽得点者
【金】太田(後28分)

観衆928人


 【評】福島Uは攻撃陣が機能せず、クリアミスで奪われた1点を取り返せなかった。両チームともに決定機をつくれずに迎えた後半28分、混戦からGK内藤友康がはじき出したボールがノーマークの相手選手へ渡り、先制を許した。福島Uは両サイドからのクロスを長身のDF村岡拓哉、FW小林康剛に集めて得点を狙ったが、守備を固める金沢に阻まれ、後半はシュートゼロに抑え込まれた。

 ■ピッチサイド
 「まだ1勝しかできていないチームの現状を受け止めなければならない」。入団8年目のチーム最古参のDF時崎塁は試合後、結果を残せない苦しい心境を吐露した。
 ホーム初勝利を目指して臨んだ試合。前半から金沢に主導権を握られた。執拗(しつよう)にDFの裏のスペースを狙ってボールを入れてくる金沢の攻撃に、時崎は体を張ったプレーではね返した。
 負傷退場した岡田大に代わり急きょ出場したGK内藤友康も大声で指示を飛ばし、イレブンを鼓舞した。
 後半はチームが目指す細かいパスをつなげるゲーム展開となり、相手陣内に攻め込む攻勢を見せた。しかし、同28分、混戦からのクリアボールを奪われ、先制点を献上した。時崎は「ボールを目で追ってしまい、マークを外してしまった」と失点シーンを悔やんだ。
 開幕から9試合、ホームでは勝ち点を取ることすらできずに全敗。時崎は「100%以上の力を出し切らなければ勝てない。チーム全員がもう一度意識を変えて練習や試合に臨まなくては」と答えるのがやっとだった。

■次は絶対得点を 石堂主将
 ○...リードを奪われた直後に途中出場した主将のFW石堂和人は「ホームのファンに勝ちを届けられず申し訳ない」と唇をかんだ。サイドからの積極的なドリブル突破とクロスで得点を狙ったが、及ばなかった。「攻撃の選手に求められるのは得点という結果。次節は絶対、点を取る」と闘志を燃やした。

■接触プレーで意識失う GK岡田大が緊急搬送 命に別条なし
 GK岡田大が試合中、接触プレーで意識を失い、救急車で福島市内の病院へ緊急搬送された。前半終了間際に、競り合いで相手の体が岡田の胸付近に激しく当たった。このプレーで岡田が意識を失ったため、自動体外式除細動器(AED)が持ち込まれ、ピッチ内に救急車が入って搬送された。福島Uによると命に別条はなく、意識も回復しているが、経過観察のため入院した。試合は約17分間中断された。

■決定機つくれず トップ下で先発の内山
 ○...3試合ぶりにトップ下で先発したMF内山俊彦は「決定的なチャンスをつくれなかった」と悔しがった。29日は25歳の誕生日。祝福してくれた尚志高の同級生らに勝利を約束していたが、厳しい結果となった。MF柴原誠との激しいスタメン争いが続く。「自分がチームの司令塔になる」と強い意志をのぞかせた。

■本県関係の出場者
相模原・MF三幸秀稔(JFAアカデミー福島出身)後半31分から出場
U-22選抜・MF金子翔太(清水、JFAアカデミー福島出身)後半17分から出場

■次戦 5月4日
 VS琉球(15時・沖縄市陸)

カテゴリー:公式戦 試合結果

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