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福島U会心 堅守速攻 リーグ最多得点町田を零封

【福島U-町田】後半28分、素早い動きでボールを奪う福島Uの安東(中央)

 J3は11日、各地で第11節5試合が行われた。首位・FC町田ゼルビアを本拠地のとうほう・みんなのスタジアム(福島市・あづま陸上競技場)に迎えた福島ユナイテッドFC(福島U)は、1点を守り切り、今季無敗の強豪に初黒星を付けた。前節のFC琉球(沖縄)戦から2連勝を飾った。3勝2分け6敗で勝ち点11。順位は変わらず9位。

とうスタ
福島U1(1-0)0町田
    (0-0)


勝ち点11勝ち点24

▽得点者
【福】小林(前28分)

観衆1,197人


 【評】福島Uがカウンターで1点をもぎ取り、本拠地で大金星を挙げた。前半28分、DF鴨志田誉が左サイドをドリブルで運ぶと、鴨志田からボールを受けたMF益子義浩は、右サイドのFW小林康剛へとつなぎ、小林が左足で蹴り込んで先制した。終始、前線からプレスを掛け、相手の多彩な攻撃を封じ込んだ。GK内藤友康の好守も光った。

 ■ピッチサイド

 狙い通りのカウンターだった。自陣でボールを奪い、左サイドに展開すると、DF鴨志田誉が持ち前の運動量を生かしドリブルで駆け上がった。
 FW久野純弥がDF陣の裏に抜け出す動きを見せ、2列目のMF益子義浩のマークが外れた。その隙を鴨志田は見逃さず、益子に横パスを出した。益子はシュート態勢に入っていたが「より確実に1点を取りたい」と、右足外側でさらに横に流した。
 右サイドでフリーになっていたのは、チーム最年長33歳のFW小林康剛だった。益子からのラストパスを受けた小林は左足を強烈に振り抜いた。ボールは弧を描き、ゴール右隅に吸い込まれた。
 リーグ最多得点の試合巧者に主導権を握られるのは織り込み済みだった。中盤でプレスを掛け、ボールを奪ったら速攻に転じる。相手のお株を奪う戦術で、単調な攻撃を散発させ零封した。
 決勝ゴールを決めた小林は「自分たちのスタイルは出せなかった」と冷静に振り返った。ボールを保持しながら相手を攻略する攻撃的サッカーをさらに追い求める。

 ■JA全農福島「マン・オブ・ザ・マッチ」 小林、安藤に初の贈呈

  試合終了後、ホームゲームで勝利した場合に、活躍した選手に贈られる「マン・オブ・ザ・マッチ」が発表され、決勝点を挙げたFW小林康剛と、献身的な守備で勝利に貢献したMF安東輝の両選手が今季の初受賞選手として選ばれた。
 福島Uのスポンサーを務めるJA全農福島の本田良智県本部長が小林に「ふくしま煌(きらめき)牛サーロイン」3キロ、安東に「天のつぶユナイテッド応援米」50キロを贈った。

  ■W杯帯同シェフ西さんを壮行 ハーフタイム

福島U-町田戦のハーフタイムに、6月12日(日本時間同13日)に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表がシェフとして帯同する西芳照さん(52)の壮行会がピッチで開かれた。
 AC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長が「頑張ってください」と応援メッセージを書き込んだクラブ旗を西さんに手渡した。西さんは「長丁場になる大会で選手がリラックスできるようなメニューを提供し、健康面で支えたい」と語った。
 西さんは南相馬市小高区出身で、Jヴィレッジ内にある「ハーフタイム」でシェフを務めている。W杯の帯同はドイツ、南アフリカに続き3大会連続。

   ■好セーブで流れ呼ぶ GK内藤
 ○...リーグ最多得点の町田を無得点に抑えたGK内藤友康は「守備の時間が多かったが、なんとか守り切った」とほっとした表情を見せた。前半26分にはペ ナルティーエリア手前からの相手の強烈なFKを好セーブし、先制点への流れをつくった。「課題もあったがチームが勢いづく試合だった」と笑顔を見せた。

   ■攻撃の芽摘む MF安東
 ○...MF安東輝(JFAアカデミー福島出身)が献身的なチェックで攻撃の芽を摘んだ。「自分の持ち味は出せたが、当たり負けしたプレーもあった」と満足していない。「(味方が競り合ってこぼれた)セカンドボールをもっと拾って攻めに転じたい」と次節を見据えた。

本県関係の出場者
▼相模原・MF三幸秀稔(JFAアカデミー福島出身)先発し後半23分に交代
▼U-22選抜・MF金子翔太(清水、JFAアカデミー福島出身)フル出場

■次戦 5月18日
 VS長野(15時30分・佐久)

カテゴリー:公式戦 試合結果

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