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福島U徐々に調子上げる J3前半戦 得点力アップ課題

ホーム初勝利を挙げた第11節のFC町田ゼルビア戦。前半28分、福島U・小林(中央)がシュートを決める。福島Uは首位を走る町田を破り、勢いに乗った=5月11日

  Jリーグに今季誕生した「J3」に参戦している福島ユナイテッドFC(福島U)。25日に行われた第17節のY.S.C.C横浜戦で前半戦の日程を終了した。福島Uは17試合を戦い、6勝3分け8敗で勝ち点は21。12チーム中7位で折り返した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年3カ月。本県復興の象徴として県民の期待を背負い、Jの舞台で戦い続ける福島Uの前半戦を振り返り、後半を展望する。

 今季、栗原圭介監督と11人の選手が新たに加わり、新体制で臨んだ。序盤は苦戦が続いた。昨年の日本フットボールリーグ(JFL)覇者のAC長野パルセイロを相手に開幕戦で敗れると、第7節のY.S.C.C横浜戦までJ初勝利に7試合を擁した。
 今季チームが掲げる戦術は「ポゼッションサッカー」。選手個人の高い技術と判断力が問われる戦術で、細かなパスをつなぎ、ボール保持率を上げながら主導権を握り得点機を狙う。結果が出ない中でも基本戦術を変えなかったことが徐々に連係の向上につながった。
 リーグ戦が2巡目に入ってからは3勝1分け2敗とチームは調子を上げている。福島Uの総得点は現在17試合で13点とリーグ10位に低迷しているが、第10節以降で見ると8試合で9得点。深刻だった得点力不足も改善してきている。
 転機になったのはホーム初勝利を挙げた第11節の首位FC町田ゼルビア戦。強豪からの勝利は選手に自信を与えた。
 DF陣にけが人が続出したことによりサイドバックに転向した鴨志田誉と、左ウイングで全試合フル出場を続ける久野純弥の左サイドからの突破もチームの攻撃の柱として機能している。
 福島Uが先制点を奪った5試合と前半をリードして折り返した4試合の勝率はともに10割。チーム一丸で守り切り、1度も逆転を許していない。一方、先制を許した試合での逆転勝利は第10節の1試合のみ。苦しい展開の中でも得点を奪える中核選手を育て、機能させることが後半戦の鍵になりそうだ。
 J3は約1カ月の中断を挟み、7月19日に再開する。福島Uは7月20日午後3時から会津若松市の、あいづ陸上競技場で9位のFC琉球と対戦する。

◆福島Uの前半戦の試合結果◆
 節  スコア 対戦チーム    H&A
第1節●0-1 AC長野パルセイロ A
第2節●0-2 グルージャ盛岡   H
第3節△2-2 ブラウブリッツ秋田 A
第4節●0-1 ガイナーレ鳥取   H
第5節△0-0 藤枝MYFC    A
第6節●0-1 JリーグU-22選抜 H
第7節○1-0 Y.S.C.C横浜 A
第8節●1-2 SC相模原     H
第9節●0-1 ツエーゲン金沢   H
第10節○3-1 FC琉球      A
第11節○1-0 FC町田ゼルビア  H
第12節●0-3 AC長野パルセイロ A
第13節○2-1 グルージャ盛岡   A
第14節○2-0 ガイナーレ鳥取   H
第15節○1-0 ブラウブリッツ秋田 A
第16節●0-2 FC町田ゼルビア  H
第17節△0-0 Y.S.C.C横浜 A
※○は勝ち、●は負け、△は引き分け。Hはホーム、Aはアウェー。

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